ビットコイン・マキシマリストの正当性、FTX破綻を時系列で整理【日曜日に読みたい厳選10本】

ビットコイン・マキシマリストの正当性、FTX破綻を時系列で整理【日曜日に読みたい厳選10本】

かつては取引高世界第3位で、創業者はアメリカの政界にも影響力を持ち、スタジアムや地下鉄の駅のあちこちにその顔が貼り出されている暗号資産取引所の破綻による影響がどれほどになるのか、今の時点で正確に測ることは不可能だ──今週公開されたコラムやインタビューから、日曜日に読みたい10本を厳選。

FTX破綻が証明したビットコイン・マキシマリストの正当性

影響に苦しんでいる人にとっても、直接の影響は受けずに外部で見ている人にとっても、教訓は同じでシンプルだ。それは、ビットコインを自分でセルフカストディしようということ。ステーキング報酬や、あり得ないようなリターンを約束するプロジェクトや、取引所を使うことの簡単さの誘惑に惑わされないようにしなくてはならない。

ビットコイン・マキシマリストたちは、この点に関してあまりにも頑ななために、「有毒」とまで呼ばれてきたが、何度も何度もその正しさが証明されてきた。FTXの破綻によって、新世代の熱心なビットコインマキシマリストたちが生まれてくるだろう。…続きを読む

FTX崩壊、推移を時系列で整理

FTXの急速かつ衝撃的な崩壊をCoinDesk Market Index(CMI)の動きとともに事例列で整理した(主に先週までの動き)。図を見ると、事態がいかに急速に推移したかがわかる。…続きを読む

ビットコインをインフレヘッジ資産と決めるにはまだ早い

ビットコインには、2100万という供給上限が定められている。ビットコインの発行スピードはすべての市場参加者に知られており、すべてのビットコインがマイニングされると、ビットコインブロックチェーンは最終的に0%インフレの状態に到達することになる。

多くの投資家やビットコイン支持者たちは、このようなデザインのためにビットコインは、他の永久にインフレ的な暗号資産や法定通貨よりはるかに優れていると考えている。…続きを読む

FTX危機に米規制当局が果たした役割

暗号資産には安全装置が必要だろうか?後から考えれば当然に思えるが、バイナンスは11月9日、取り付け騒ぎ後にほとんどすべてを失った競合のFTX買収の方針を撤回した。

バイナンスのCEOチャンポン・ジャオ(Changpeng Zhao)氏は、FTXの財務状況を審査した結果、FTXのバランスシートの穴が大き過ぎ、投資家の信頼喪失が「深刻」であるため、リスクが大き過ぎると判断したと語った。…続きを読む

暗号資産の役割を果たすために信頼をどう取り戻す?ポストFTX危機を考える

暗号資産の歴史の中でも最大級に劇的な1週間が過ぎ去った。信頼されていた大手取引プラットフォームが不適切な資産管理を行い、数十億ドルにも及ぶバランスシートの穴を抱えていたことが明らかとなったのだ。

結果として130を超える関連企業が破綻し、第三者を信用する必要を無くすために作られた業界で、なぜこのようなことが起こったのだろうか?…続きを読む

FTX破綻と失態で、規制当局はどう動く?

暗号資産取引所FTXに鉄槌が下されようとしている。問題は、どれほど重いものになるかという点だ。

FTXの破綻を受けて、FTXと元CEOサム・バンクマン-フリード氏などの幹部に対する刑事・民事訴訟がいくつも起こされるだろう。さらに、政治家や政府機関を通じて、規制における変化が押し進められる可能性も高い。…続きを読む

暗号資産取引所に導入が望まれる「プルーフ・オブ・リザーブ」

プルーフ・オブ・リザーブとはつまり、「私たちが保有していると主張しているものの証拠がこちらです」というのを小難しく表現したものだ。

とてもシンプルな例を示そう。「とにかくジョージを信頼して」という名の取引所であなたが1ビットコインを買い、取引所に預かってもらっているとしよう。どう見てもそのビットコインはあなたのビットコインである。「とにかくジョージを信頼して」取引所は、あなたのために保管しているだけだ。…続きを読む

バンクマン-フリード氏の栄枯盛衰とNYTのインタビュー記事

サム・バンクマン-フリード氏は、暗号資産取引所FTXとヘッジファンドのアラメダ・リサーチを中心とした自らの暗号資産帝国が崩壊して以来、謎めいたメッセージを送っている。「What(何が)」でスレッドを始め、「HAPPENED(起こったのか)」を1文字づつ綴ったツイートを続けたのだ。

本当に、何が起こったのだろうか?暗号資産界の寵児バンクマン-フリード氏が世界中で刑事捜査の対象になって以来、多くの情報が明らかとなってきている。…続きを読む

ブロックチェーンはウォール街を倒すことが目的ではない

史上最大級のショートスクイーズから約2年、学んだ教訓もあれば、あまり活かされていないものもある。投資家たちが、マクロと市場のニュースの容赦無く過酷な流れについていくのに苦戦しているのが、その理由かもしれない。

2021年のゲームストップ株のショートスクイーズは『Eat the Rich』と『Diamond Hands』という2つのドキュメンタリーに記録されている。このストーリーは、個人と社会の利害を守ることにほとんど関心がない、強力な市場参加者たちが門番のように振る舞うことの累積的なリスクを浮き彫りにしている。…続きを読む

FTX破綻が証明したDeFiの必要性

暗号資産コミュニティは、分散化の教訓を辛い目に遭いながら学び続けている。セルシウス・ネットワーク(Celsius Network)にブロックファイ(BlockFi)、ボイジャー・デジタル(Voyager Digital)。そしてここに来て、FTXだ。

これらはすべて、中央集権型取引所(CEX)や中央集権型金融(CeFi)プラットフォームである。彼らのビジネスモデルは、何世紀も前から存在していたもので、唯一新しい点は、ユーザーに暗号資産との接点を提供するということ。…続きを読む

|文・編集:coindesk JAPAN編集部
|画像:Shutterstock

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