サムスン、カカオ子会社と手を組み「ギャラクシーノート10」の仮想通貨対応モデルを発売

サムスン、カカオ子会社と手を組み「ギャラクシーノート10」の仮想通貨対応モデルを発売

Brady Dale
公開日:2019年 9月 5日 21:00
更新日:2019年 9月 6日 10:24

韓国のサムスン電子は、新型スマートフォン「ギャラクシーノート10(Galaxy Note 10 )」の新モデルとして、仮想通貨ウォレットをインストール済みのモデルを発売する。ブロックチェーン技術の普及を進めることが狙いだ。

新製品はサムスンの主力機種ギャラクシーノート10の新モデルだが、メッセージングアプリ大手のカカオ(Kakao)のブロックチェーンネットワーク「クレイトン(Klaytn)」にちなんで「クレイトンフォーン(KlaytnPhone)」として売り出される。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(Wall Street Journal)が2019年9月5日(現地時間)に報じた

記事によると、クレイトンフォーンは、9月5日から韓国限定で発売される。ハードウエアの仕様は、既存のギャラクシーノート10と変わらないが、ブロックチェーンアプリと仮想通貨ウォレットが搭載されている。クレイトンフォーンの購入者には、クレイトンのネイティブ仮想通貨「クレイ(Klay)」も一定量付与される。

クレイトンネットワーク上のブロックチェーンアプリは現在、グーグルのアンドロイド(Android)システムを通じて、サムスン以外のスマートフォンには提供されてるが、クレイトンネットワーク上での完全なトランザクションに対応しているのは、クレイトンフォーンのみ。

クレイトンフォーンは、サムスンにとって、仮想通貨普及を促進するための取り組みを広げる新たな一歩だ。報道によると、サムスンは今回の新モデルをローンチするために、カカオがクレイトンネットワークを開発するために設立した企業グラウンドX(Ground X)と提携した。

クレイトンネットワークは2019年6月から運用されているが、そのネイティブトークンのクレイはまだ取引所に上場していない。

サムスンが初めて仮想通貨に対応した主力機種を発表したのは、2019年3月のこと。当時発表された機種「ギャラクシーS10」には、イーサリアム(ETH)やERC-20トークンなどの仮想通貨に対応するデジタルウォレットが搭載されている。

翻訳:山口晶子 
編集:町田優太
写真:Samsung Electronics image via Shutterstock
原文:Samsung to Release Crypto-Friendly Edition of Galaxy Note 10 Smartphone