ビットコインはゴールドより優れている:Matrixport

価値保存の手段としてのゴールドとビットコイン(BTC)のつながりは明白で、デジタル版の価値保存の手段としてのビットコインへの需要は、暗号資産(仮想通貨)の人気が高まった大きな理由だったと、暗号資産サービスプロバイダーのMatrixport(マトリックスポート)は10月9日、レポートで述べた。

ビットコインの時価総額は5400億ドル(約81兆円、1ドル150円換算)で、取引されているゴールドの時価総額の10.8%に相当するとMatrixportは述べ、ゴールドETF(上場投資信託)の価値は2000億ドルと続けた。

つまり、現物ベースのビットコインETFを米証券取引委員会(SEC)が承認すれば、200億〜300億ドルの資金が流入し、暗号資産市場の大きな上昇を引き起こす可能性があるという。

SECは、ビットコインETFの承認について、これまでと同様のスタンスを取り、8月にはすべての新規申請に対する決定を10月まで延期すると発表した。暗号資産市場は、ビットコインETFの承認によってメインストリームの資金が流入してくることを期待している。

レポートは、ビットコインは秘密鍵を設定できるため、没収のリスクがなく、ゴールドよりもメリットがあると述べている。

「今日でさえ、資産をゴールドとして保存することはデジタル時代においては時代遅れとなっているのみならず、国境を超える際には大きな制約が伴う」「ビットコインは、このジレンマに対するソリューションを提供し、迅速かつ比較的目立たない、国境を越えた価値の移動を実現する」とMatrixportのリサーチ責任者マーカス・ティーレン(Mrakus Thielen)氏は記した。

さらに「したがって、技術開発の現状を考慮すると、ビットコインの主な役割は、ゴールドに似た価値の保存と投機的な金融資産となるだろう」と続けた。

|翻訳・編集:CoinDesk JAPAN
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|原文:Bitcoin Is Better Than Digital Gold: Matrixport