ド・クォン氏、テラ崩壊関連の容疑で米への身柄引き渡しか:WSJ

モンテネグロのアンドレイ・ミロビッチ(Andrej Milović)法相は、ステーブルコインのterraUSD(UST)とルナ(LUNA)の崩壊に関連した刑事告発に向けてド・クォン(Do Kwon)氏をアメリカに引き渡すことを計画している。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が7日に報じた。

クォン氏が作成したterraUSDとルナの崩壊は、2022年に暗号資産(仮想通貨)業界全体に打撃を与えた危機を引き起こし、損失は広範囲に波及した。

クォン氏は数カ月間モンテネグロで投獄されており、アメリカと韓国がどちらも裁判を望んで争っていたために身動きが取れなくなっていた。WSJは事情に詳しい関係者の話として、ミロビッチ法相が詐欺と証券法の容疑で同氏をアメリカに送還することを決定したと非公式に明らかにしたと報じた。

|翻訳・編集:林理南
|画像:ド・クォン氏(Terra)
|原文:Do Kwon Faces Extradition to U.S. for Charges Tied to the TerraUSD and Luna Collapse: WSJ