利益確定売りでミームコインのBONKが13%下落

ソラナ(Solana)エコシステムの人気は今週は落ち着いた状態にあるようで、時価総額で上位のプロジェクトのネイティブ・トークンがここ数週間の強気相場から下げ、初期投資家が利益確定売りを行っていることを示唆した。

Coingeckoのデータによると、ミームコインのBONKは過去24時間で13%下落し、dogwifhat(WIF)は15%下落した。規模は小さいが誇大宣伝されたトークン、アナロス(ANALOS)は50%以上下落した。

また、分散型取引所(DEX)オルカのORCAは9%下落し、Jito(JTO)は6%下落した。ソラナ(SOL)の価格は約4%低迷した後、回復した。先物トレーダーは過去24時間の清算で1300万ドル(約18億2000万円、1ドル=140円換算)を失っている。

これらの下落は、プロジェクトの初期投資家による利益確定売りであった可能性が高く、価格が急上昇していたため、おそらく大きなリターンを得たと思われる。

一方、ソラナベースの分散型取引所(DEX)アプリケーションでの取引高は高水準を維持し、過去24時間で14億4000万ドル(約2016億円)相当のトークンが取引された。これは暗号資産(仮想通貨)空間全体のDEX取引の26%を占め、イーサリアム、アービトラム、BNBチェーンなどよりも高かった。

ソラナDEXのボリュームは着実にシェアを獲得している。(DefiLlama)

ソラナのエコシステムは今月初め、BONKが影響力のある取引所のバイナンス(Binance)とコインベース(Coinbase)に上場し、1000%を超える数週間の上昇を開始したことで急成長した。

その結果、ソラナのスマートフォン「Saga」は10月には完売しなかったにも関わらず、価格が5000ドル(約70万円)以上まで上昇し、SOLの時価総額は他の規模の大きなトークンをあっという間に追い抜いた。

ソラナはまた、オンチェーントレーダーの間で人気が高まっており、先週の指標によると、取引量とネットワーク手数料は、通常はトップであるイーサリアムを7日間連続で上回った

スピーディーなトランザクション、安価な手数料、ミームコインの抽選発行の誇大宣伝は、12月初旬からネットワークを発展させ、SOLの価格を11月初めの38ドルから120ドル近くまで押し上げた。

ソラナベースのアプリケーションにロックされた価値(TVL)は連動して増加し、11月の4億ドル(約560億円)から13億ドル(約1820億円)相当に上昇し、2022年7月に見られたレベルに達した。

ソラナのTVLは過去2カ月で3倍以上になった。(DefiLlama)

しかし、小型トークンの反転は、大量のミームコインの新規発行を引き寄せたようで、そのほとんどはわずか数日で90%も下落している。

Birdeyeのデータによると、12月27日の時点ではラグプル(開発者が発行したトークンから流動性をなくすことを指す)が横行しているようだ。

|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:DefiLlama
|原文:BONK Falls 13% as Solana Ecosystem Sees Profit Taking After Memecoin Frenzy