ソラナ

SOL
JPY
  • USD
  • JPY
28,055
24h変動率
-1.75%
24h変動値
-498.95
時価総額
12.47兆
24h変動値
-498.95
時価総額
12.47兆
EXPORT DATA
1H6H12H1D1W1M3Mall
TO

ソラナ (Solana) の基本情報

発行上限 526.42M
承認方式 PoS, PoH
開始日 2020年3月ローンチ
中央機関
提唱者 Anatoly Yakovenko
オフィシャルサイトURL https://solana.com/ja
ホワイトペーパーURL https://solana.com/solana-whitepaper.pdf
公式TwitterURL https://twitter.com/solana
※当社は、この情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。免責事項

ソラナ(Solana)・ソル(SOL)とは

ソラナ(Solana)は高い取引処理速度を持つブロックチェーンプラットフォームで、ネイティブトークンとして仮想通貨ソル(SOL)を発行している。「プルーフ・オブ・ヒストリー」と呼ばれる独自の取引承認方法によって高速処理が可能で、ビットコイン(BTC)などが抱えるスケーラビリティ問題を克服するシステムが注目されている。

イーサリアム(ETH)とのインターオペラビリティや、ステーキング報酬も特徴だ。また、NFTを利用したゲームで仮想通貨を獲得できるアプリ「STEPN」も人気を集めている。

ソラナ(Solana)・ソル(SOL)の歴史

ソラナはソフトウェアエンジニアのAnatoly Yakovenko氏らが設立したSolana Labsによって開発され、2020年4月にローンチされた。2021年には、後述するステーキングサービスの開始などを背景に、ソルの価格が急上昇する。同年8月には3週間で約30ドルから約75ドルに上がった。

2021年11月に約260ドルの過去最高値をつけたが、その後は下落傾向が続く。ロシアのウクライナ侵攻による世界経済の混乱や、ステーブルコイン「Terra」のドルペッグが崩れ暴落した事件などの影響を受けて、仮想通貨市場全体の下落トレンドにある。

しかし、高い処理性能をもつソラナは分散型アプリケーションの開発基盤として期待を集めている。現在主流であるイーサリアムに競合する、いわゆる「イーサリアムキラー」の1つだ。

ソラナ(Solana)・ソル(SOL)の特徴

非常に高速なトランザクション処理 スピード

比較的最近ローンチされた仮想通貨であるソラナの最大の特徴は、その処理速度だ。ソラナのローンチ以前からあるビットコインやイーサリアムなどが抱える「スケーラビリティ問題」が解消されている。

スケーラビリティ問題とは、仮想通貨の取引(トランザクション)において1つのブロックの中に書き込めるデータ量が限られていることで、処理や送金に遅延が発生するというデメリットのことだ。

1秒あたりのトランザクション処理数はビットコインが約6〜7、イーサリアムが約13〜15であるのに対し、ソラナ(ソル)は約5万と大きな差がある。アルトコインの中で処理速度が速いと言われるリップル(XRP)が約4,000、アバランチ(AVAX)が約6,500であることからも、ソラナの圧倒的な速さが分かる。

ステーキング報酬を得られる

ソラナは「ステーキング報酬」を導入している。ステーキングとは、仮想通貨を保有しブロックチェーンのネットワークに参加すると、対価報酬を得ることができる仕組みだ。仮想通貨を売買することによる差益でキャピタルゲインを得るだけでなく、保有することで継続的なインカムゲインを狙うことが可能になる。

インターオペラビリティ(相互運用性)がある

ソラナには、異なるブロックチェーンを接続するインターオペラビリティの機能がある。チェーン間で仮想通貨を移動させるブリッジとして「Wormhole」を用い、イーサリアムとの相互運用性を持つ。

ただし、2022年2月にWormhole上で340億円規模のハッキング事件が起き、ブリッジの脆弱性が指摘されている。今後のセキュリティ向上に期待したい。

独自の「プルーフ・オブ・ヒストリー(Proof of History)」で高速化

ソラナの高い処理速度は、独自のコンセンサスアルゴリズム「プルーフ・オブ・ヒストリー」による。

ブロックチェーン上で取引を承認する方法は、ビットコインなどが採用しているプルーフ・オブ・ワーク(PoW)やイーサリアムなどが採用しているプルーフ・オブ・ステイク(PoS)が一般的だ。しかしこれらの方法では、ブロックをつなげるたびに分散しているノード(コンピューター端末)のネットワークを同期し、ブロックを確認する工程が必要になる。

プルーフ・オブ・ヒストリーでは、「ある事象が特定の時間に起こっていたことを証明する履歴」を作成する。それによってノードの同期を省くことができるため、ソラナでは取引の処理件数が大幅に増える仕組みだ。

人気上昇中のNFTゲーム「STEPN」

ソラナのブロックチェーン上に構築された分散型ゲームアプリ「STEPN」(ステップン)が世界的に人気を集めている。2022年5月時点のデイリーアクティブユーザーは80万人規模だ。

「Move to Earn」を掲げるSTEPNは、ゲーム内でソルを使って好きなNFTスニーカーを購入し、現実に運動(移動)することで報酬を得る。ゲーム内でスニーカーの強化などに使用できる仮想通貨GMT・GSTを受け取ることができ、報酬量はスニーカーのレアリティや性能によって変化する。

ソル(SOL)の時価総額

ソル(SOL)の時価総額は2024年1月時点で日本円ベースで5兆6,000億円ほどとなっている。全暗号資産の中では5位だ。

ソル(SOL)と時価総額が近い仮想通貨としては、BNBが約6兆4,000億円で4位、リップル(XRP)が約4兆1,000億円で6位となっている。

ソル(SOL)の年間騰落率

ソル(SOL)の年間騰落率は1年を通じてデータがある年を抽出して比較すると、以下の通りとなっている。

年間騰落率
2022年94.13%安
2023年919.96%高
出典:Trading View


2022年は94.13%安と価値が大暴落したが、2023年には919.96%高という驚異的な伸びを見せた。月間騰落率では、2023年は10月に79.83%高、11月に54.28%高、12月に71.51%高を記録しており、この3カ月連続の高騰はSOLホルダーに大きな利益をもたらした。

ちなみに過去最高値は2021年11月に記録した1SOL=260.00ドルとなっている。今後はその過去最高値をいつ更新できるかが焦点となりそうだ。

ソル(SOL)の購入方法

国内取引所ではSBI VC Tradeが取り扱っている。CoinDesk Japanでは、金融庁に登録された国内の仮想通貨取引所で購入することをおすすめしている。

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