テザー社、4つの部門に組織を再編──ステーブルコインの枠を超えて事業を拡大中

世界最大のステーブルコインを開発したテザー(Tether)社は、暗号資産(仮想通貨)以外の分野への拡大に伴い、組織を再編成すると発表した。

4月18日の発表によると、テザー(USDT)の発行元は、その事業の広がりを反映するために4つの部門を設立した。

4つの部門はデータ(Data)、金融(Finance)、電力(Power)、教育(Edu)で、それぞれテクノロジー、金融インフラ、ビットコインマイニング、デジタル教育への戦略的投資を行う。

USDTは世界最大のステーブルコイン(価格が現実の資産、通常は米ドルに固定されている暗号資産)で、時価総額は1000億ドル(約15兆円、1ドル=150円換算)を超える。しかしテザー社は、USDTを支える準備金の不透明さを指摘され、これまでにかなりの批判を受けている。

|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:Nikhilesh De/CoinDesk
|原文:Tether Reorganizes Into 4 Divisions as It Expands Beyond Stablecoins

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