- 3つの暗号資産大手企業は提携し、カンター・フィッツジェラルドを主幹事に起用したと報道は伝えている。
- 報道によると、彼らは上場企業を買収し、暗号資産トレジャリー企業を設立する計画だという。
- 合併後の企業は、トロント上場企業で最近ナスダックにも上場を申請したSOLストラテジーズと競合することになる。
ギャラクシー・デジタル(Galaxy Digital)、マルチコイン・キャピタル(Multicoin Capital)、ジャンプ・クリプト(Jump Crypto)は、ソラナ(SOL)専門の財務企業を設立するために10億ドル(約1450億円、1ドル=145円換算)の資金調達を目指していると、ブルームバーグが8月25日に報じた。
この報道では、この件に詳しい関係者からの情報として、3つの暗号資産企業が提携し、カンター・フィッツジェラルド(Cantor Fitzgerald)を主幹事に起用したと伝えている。また、上場企業を買収し、暗号資産トレジャリー企業を設立する計画だと付け加えている。
暗号資産財務企業は最近注目を集めており、マイケル・セイラー(Michael Saylor)氏が率いるストラテジー(Strategy)のビットコイン(BTC)保有戦略を多くの企業が模倣している。
記事執筆時点では、ギャラクシー、マルチコイン、ジャンプはCoinDeskのコメント要請に応じていない。
取引は9月初旬に完了見込みで、ソラナ財団から承認を得ているとのことだ。
合併後の企業は、最近ナスダック上場を申請したトロント上場企業SOLストラテジーズ(SOL Strategies)と競合することになる。
|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:CoinDesk Archives
|原文:Crypto Giants Galaxy, Jump and Multicoin Seek $1B to Raise Largest Solana Treasury: Report


