Superteam Japan、日本でのソラナ(SOL)トレジャリー事業立ち上げへ──ナスダック上場のDeFi Development(DFDV)と提携

Solana(ソラナ)財団公認の日本コミュニティ「Superteam Japan」は10月9日、暗号資産ソラナ(SOL)に特化したトレジャリー事業「DFDV JP」の立ち上げに向けて、米ナスダック上場のDeFi Development(DFDV)と提携したと発表した。

リリースによると、DFDVは世界で初めて、継続的な資金調達によるソラナ購入とステーキングなどを通した運用を目的とした「ソラナ・トレジャリー戦略」を採用した上場企業。DFDVはトレジャリー事業の国際的なフランチャイズ展開を指す「トレジャリー・アクセラレーター」プログラムを発表しており、日本での取り組みが実現すれば、韓国での「DFDV KR」に続く、アジアで2例目の立ち上げとなるという。

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DFDVの「トレジャリー・アクセラレーター」は、グローバルでのソラナ・トレジャリー事業、いわゆるデジタル・アセット・トレジャリー(Digital Asset Treasury:DAT)事業の立ち上げに際して、財務戦略の支援、バリデーター運用ノウハウの提供、エコシステムを活用した運用戦略などをサポートする。DFDV JPもこのリソースを活用し、Superteam Japanとの協力のもとで事業を開始し、日本でのソラナ普及をさらに加速させることを目指すとリリースで述べている。

登場相次ぐ「デジタル資産トレジャリー企業」

ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)などの暗号資産の保有をベースとするDAT事業/DAT企業の発表や展開は、米国はもちろん、日本でも相次いでいる。直近では、10月3日、東京グロース市場上場のモブキャストホールディングスが「ソラナ・トレジャリー事業」の開始を発表。45円付近だった株価は、週明け6日に一時75円まで急騰し、ストップ高となった。

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DAT事業の展開には、株式市場を通じて資金を調達するために「上場企業」という “器” が必要になる。Superteam Japanが “器” をどのように整えるのか、リリースではまだ明らかにされていない。

DFDVのCOO兼CIO、パーカー・ホワイト氏はリリースで以下のように述べている。

「日本は長らくデジタル資産のグローバルリーダーであり、世界で最も先進的な規制環境のひとつを有しています。私たちは、Superteam Japanと提携し、日本における初のSolanaデジタル資産トレジャリーの実現に向けて協働できることを大変嬉しく思います」

Superteam Japanは2024年6月に設立され、日本最大のソラナのカンファレンス「SuperTokyo」を開催し、これまでに数百のソラナのスタートアップを支援してきたという。また、エンタープライズ領域での事業開発にも取り組んでおり、運営会社は、みんなの銀行、Fireblocks、TISと提携し、ソラナ上でのステーブルコイン発行を目指している。

なお、DFDVとの提携には、Superteam Japann代表の大木悠氏と、事業開発統括の佐藤茂氏が携わる。大木氏はリリースで以下のように述べている。

「今回のDFDVとの協業は、日本におけるソラナのエコシステムにとって重要なマイルストーンです。ソラナのトレジャリー事業を日本で展開することで、日本の投資家がソラナの成長に参加するための橋渡しを実現するとともに、日本がソラナを起点としたデジタル資産のイノベーションのハブとしての役割を強化できると考えています」

ビットコイン、イーサリアムに続き、ソラナでのトレジャリー事業も今後、広がりを見せていきそうだ。

|文:増田隆幸
|画像:リリースより

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