- 香港証券先物委員会は初のソラナ現物ETFを承認し、暗号資産ETFの提供をビットコインとイーサリアム以外に拡大。
- ChinaAMCソラナETFは、10月27日より香港証券取引所で香港ドル、人民元、米ドル建てで取引される。
- 米国では、政府閉鎖がSECに影響を与えたことでソラナETFの承認が先延ばしになっている。
香港証券先物委員会(SFC)は、同地域初のソラナ(SOL)現物ETF(上場投資信託)を承認し、暗号資産(仮想通貨)ETFの提供をビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)以外に拡大した。
ChinaAMCソラナETFは、10月27日より香港証券取引所で香港ドル、人民元、米ドルの3通貨建てで取引を開始。1ロットは100SOLに相当する。
ChinaAMCは香港でビットコインとイーサリアムの現物ETFをすでに運用しており、これらはアジアでこの種のETFとしては初のものだった。
一方、米国では政府閉鎖の長期化により米証券取引委員会(SEC)が最小限の人員で業務を遂行しているため、ソラナETFの承認が先送りになっている。
米国では、JPモルガン(JPMorgan)が、ソラナETFは初年度に約15億ドル(約2280億円、1ドル152円換算)の流入を引き寄せると予想しており、市場にすでに存在する他の暗号資産ETFが多いため、イーサリアムETFに比べると控えめな金額となっている。
|翻訳・編集:廣瀬優香
|画像:Chris Lam/CoinDesk
|原文:Hong Kong’s Securities Regulator Approves First Solana ETF


