Startale Group(スターテイル・グループ)は11月11日、StartaleおよびSoneium(ソニューム)エコシステム向けのスーパーアプリ「Startale App」を発表した。Sony Groupとの合弁会社「Sony Block Solutions Labs」と共同で開発を進めており、同じく共同開発を進めるイーサリアム・レイヤー2(L2)「Soneium(ソニューム)」の技術基盤を活用している。
Startale Appは、ウォレットやガス代、秘密鍵管理といったWeb3/ブロックチェーン特有の複雑さに悩まされることなく、SNSアカウントでログインするだけでオンチェーン上のさまざまなアプリやデジタルアセットにアクセスできるという。発表資料には「ウィークリー1000万件以上のトランザクション、デイリー9万以上のアクティブアドレスを誇るSoneiumエコシステムへの入口として機能します」と書かれている。
Soneium上のNFT、トークンなどのデジタルアセットを一元管理できることに加え、トークン生成イベント(TGE)などの最新情報もリアルタイムで取得可能。今後登場予定のMini Apps(ミニアプリ)にも簡単にアクセスできる。将来的には、他の主要ブロックチェーンとの統合も進める予定だ。
Startale Group CEOの渡辺創太氏は発表資料で「Startale Appは、複雑な操作や専門知識を必要とせず、誰もがオンチェーンの世界に参加し、日常的にオンチェーンアプリを活用できる環境を提供します」と述べている。
なおStartale Appは、グローズドベータ(早期アクセス)の登録を開始している。
|文:CoinDesk JAPAN編集部
|画像:発表資料より


