日本円連動型ステーブルコイン「JPYC」のホルダー数が急増し、3万人を突破したことが各ブロックチェーン上のデータから確認された。11月13日午前10時半時点では、31,090人に達している。
この大幅な増加は、主にPolygon(ポリゴン)ネットワーク上のホルダー数が12日に急拡大したことによるものである。
Polygonscanによると、同ネットワーク上のホルダー数は11日の3,249人から29,585人へと推移。全ネットワークでは、1日で約6.6倍の増加を記録した。
背景には、HashPortが提供する「HashPort Wallet」で実施されたキャンペーンがあると見られる。
同社代表取締役CEOの吉田世博氏は12日、自身のXで、「JPYC1億円あげちゃうキャンペーン」および「Web3毎日クイズ」の報酬として、対象となる25,182名に対しJPYCのエアドロップ(配布)を実施したと発表している。
|文:栃山直樹
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