ビットコインのボラティリティ、約2年ぶりの低水準

ビットコインの180日ボラティリティは4日、0.028となり、2018年11月以来(23カ月ぶり)の低い水準に下落した。先週に大きなニュースが続いたが、相場は大きく動くことはなかった。

米商品先物取引委員会(CFTC)と米司法省が大手暗号資産デリバティブ取引所ビットメックス(BitMEX)の創業者らを告発し、トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染したことなどが報じられ、ビットコインは1日と2日に下落。

しかし、この2つの大きなニュースでも、ビットコインの下落は5%に満たず、異例とも言える静けさが継続している。

コインメトリクス(Coin Metrics)のデータによると、ビットコインのボラティリティ(価格変動)はこの30日間で43%下落している。

ビットコインのボラティリティ、約2年ぶりの低水準──大きなニュースにも価格変動を見せず
ビットコインの180日ボラティリティ
出典:Coin Metrics

翻訳:CoinDesk Japan編集部
編集:増田隆幸、佐藤茂
画像:Coin Metrics
原文:Bitcoin Volatility Hits 23-Month Low as the Cryptocurrency Shrugs Off BitMEX, Trump’s Illness