暗号資産の時価総額、160兆円を突破──ビットコインは9100億ドル

暗号資産の時価総額、160兆円を突破──ビットコインは9100億ドル

暗号資産(仮想通貨)全体の時価総額が1兆5000億ドル(約160兆円)を突破した。CoinGeckoのデータでわかった。最大の暗号資産であるビットコインは9100億ドルを超えた。

暗号資産の市場規模は先月上旬に1兆ドルを超えたばかりだが、さらに拡大した。ビットコイン(BTC)は15日21時(協定世界時=日本時間16日6時)、4万8600ドル付近で取引されている。データサイトのBybtによると、15日午前までの24時間で16億ドルを超えるビットコイン先物が清算された。

ビットコイン価格の推移(2021年1月〜)
出典:TradingView

先物の清算とビットコイン価格

ビットコインは週明けの短時間の下落から回復しているが、心理的に重要な水準となる5万ドルを突破できていない。

ビットコインの不安定な価格動向と直近の下落は、先物の清算が関係していた可能性がある。強気トレーダーは、5万ドル超えの上昇を期待して、ロングポジション(ビットコインの買い=強気の投資)を積み上げていた。

データサイトのスキュー(Skew)が収集した市場データを見ると、ビットコインの永久先物(満期のない先物取引)の資金調達率は2月、堅調に上昇しており、一部の資金調達率は過去12カ月の最高水準に達している。

一方、Bybtのデータによると、ビットコイン先物では過去24時間で5億2000万ドル以上が清算されている。そして清算後の強力な買い戻しは、市場に十分な回復力があることを示した。

ビットコインのパーペチュアルスワップの資金調達率(2020年10月〜)

高い資金調達率はロングポジションの増加を表し、マイナスは弱気心理を示している。市場は、トレーダーが過度に弱気、あるいは強気になるとリセットされる傾向がある。

一部のトレーダーは不安定な価格動向に不満を感じているかもしれないが、他の市場参加者は恩恵を受けている。例えば、ビットコインマイナーは先週、3億5400万ドルの収益をあげ、2017年12月中旬に記録した3億4000万ドルの過去最高を更新した。

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|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸、佐藤茂
|画像:Coinbase
|原文:Market Wrap: Crypto Market Cap Breaks $1.5T as Buyers Show Up for the Dip

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