Open Metaverse Foundation、設立に向け始動

Linux Foundationは12月16日、Open Metaverse Foundation(OMF)の設立に向け始動したと発表した。リリースによると、すべての人にとって開かれたオープンメタバースの構築を目指すという。

メタバースはWorld Wide Webと同じくらいのインパクトを世界に与えうる技術と考えられている。しかし、メタバースがその真価を発揮してインターネットと同じように繁栄するには、すべての人にとって開かれたメタバースである必要があるとLinux Foundationは今回のリリースで主張し、OMF設立の理由としている。

LinuxはフリーかつオープンソースなOSであり、世界中のユーザーの協力によって開発・修正され続け、その高い信頼性を獲得してきた。メタバースも同様の理念のもとで多数のユーザーの手で開発され、フリーでオープンな形で公開・利用されるべきという考え方に立つ。

いうまでもなくメタバースはまだ開発の初期段階にあり、実現に向けてクリアすべきことは多い。OMFはオープンメタバースの実現に必要な要素として、デジタル資産、取引、人工知能、ネットワーキング、セキュリティ、プライバシー、法律などをあげ、何をすべきなのか議論を深めていくという。

OMFの公式ウェブサイトでは初期設立メンバーを募集している。

|文・編集:coindesk JAPAN編集部
|トップ画像:Open Metaverse Foundation

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