FX口座開設の方法、業者の選び方や審査の注意点【外国為替証拠金取引】

FXを始めるには、FX会社に「口座」を開設する必要がある。1社口座開設するだけでなく、FX会社によってサービスや機能、使い勝手が異なるため、複数の口座開設も珍しくない。

どのFX会社も口座開設は無料で、手続き書類もほとんど同じだ。初心者にも分かるよう、FX会社の選び方・口座開設の方法・審査について解説しよう。

また、初心者のFX口座選びの参考に、ポイントごとに具体的な社名を挙げて紹介する。

【目次】FXの始め方 口座開設方法と会社選びのポイント解説

・ FX会社選びの6つのポイント・具体的な社名
 少額取引
 スプレッド
 通貨ペア
 スワップポイント

 ロスカット基準
 キャンペーン

・ 初めての人向けFX5社
・ 口座開設の3ステップ
 Webサイトで申し込み→ 書類提出→ ログインID・PW受け取り
 早く口座開設できるかも──eKYC導入のFX会社
・ FX口座開設の審査の基礎知識──審査に通るため知っておきたいこと
・ 未成年・海外在住でも口座開設できるFX会社

・ FX会社ピックアップ
・ 注目の有力FX会社・サービス17社リスト
【補足】初心者があわせて読みたい記事

初心者向け FX会社選びの6つのポイント

FX会社はどうやって選べばいいのだろうか。初心者がFX会社を選ぶ際のポイントを6つにまとめた。それぞれのポイントに沿ったFX会社の例と一緒に確認してほしい。

ポイント1 少額取引できるか──1~1,000通貨単位のFX会社が無難

FX取引の手数料(ユーロ)

FXでは「最低取引単位」がある。多くのFX会社は最低取引単位を「1万通貨」か「1,000通貨」としている。仮に米ドルだとすると、1万通貨単位は1万米ドル(1米ドル=110円なら110万円)から、1,000通貨単位なら1,000米ドル(約10万円)からの取引ということになる。

中には1通貨単位の取引ができるFX会社もある。当然最低取引単位が小さいほうが少額の取引ができ、FXが初めての人にとっては始めやすいだろう。

もちろん1米ドル(約110円)の取引だけを推奨しているわけではない。取引単位が小さいFX会社であっても大きな金額の取引はできる。取引に慣れるまでの間は少ない金額で取引できる方が初心者には安心だろう。

1~1,000通貨単位で取引できるFX会社の例

・SBI FXトレード 1通貨単位
・松井証券(MATSUI FX) 1通貨単位
・マネーパートナーズ(パートナーズFX nano) 100通貨単位
・みんなのFX 1,000通貨単位
・ヒロセ通商(LION FX) 1,000通貨単位

ただし、FXでは「レバレッジ」を活用できるので、取引金額の全額を自己資金で用意する必要はない。

レバレッジの意味と注意点

レバレッジとは自己資金の何倍までの取引が可能かを示すもので、特に指定されていない限り25倍までの取引が可能だ。つまり、取引金額の4%を自己資金で用意すればよい。取引金額に対して必要な自己資金を「必要証拠金」という。

たとえば1米ドル=100円のとき1万米ドルの新規ポジションを建てる場合、取引金額は100万円だが、必要証拠金は4万円だ。新規ポジションが1,000米ドルなら必要証拠金は4,000円で、1米ドルなら4円だ。


ポイント2 スプレッド(取引コスト)が小さいFX口座を選ぶ

FX(外国為替)のスプレッド(取引コスト)


FX取引のコストは主に「スプレッド」と呼ばれる「買いと売りのレート差」だ。同じ時点では、売りレートよりも買いレートのほうが必ず高くなっている。

スプレッドはFX会社によって異なり、スプレッドが小さいほど低コストで取引できる。参考にスプレッドごとの取引コストを以下にまとめた。

スプレッド買いレート売りレート1万通貨のコスト
10銭 (0.1円)100円99.9円1,000円
2銭 (0.02円)100円99.98円200円
0.2銭 (0.002円)100円99.998円20円

FX会社の多くはスプレッドを原則固定し、ウェブサイトで公開しているが、スプレッドの固定はあくまで“原則”で、「タイミングによってはスプレッドが上昇の可能性がある」ので注意したい。相場の急変時や取引量が少ない時間帯ではスプレッドが拡大しやすい。

また、FX会社によってはスプレッドの提示率を表示しているケースもあるが、あくまで過去の実績だ。将来の提示率を保証していない点には注意したい。

「米ドル/円」スプレッドが小さいFX会社の例

・SBIネオモバイル証券 0銭(1,000通貨以下)
・SBI FXトレード 0.09銭(1,000通貨以下)
・FXトレードフィナンシャル 0.1銭
※「SBIネオモバイル証券」は別途月額利用料が必要

FXの取引手数料について

FX会社の多くでスプレッド以外に取引手数料はかからない。システムトレード(自動売買)などで別途取引手数料がかかるケースもあるが、任意に行う通常の裁量取引の場合、基本的にはスプレッド以外のコストは発生しない。


ポイント3 通貨ペアの多さ FX取引できる通貨の選択肢は多いほうがよい

FX通貨ペアの数を外国紙幣で表現

FX取引は、「米ドル/円」「ユーロ/米ドル」のように、2つの通貨を組み合わせた1つの「通貨ペア」が取引対象だ。取引できる通貨ペアはFX会社によって異なる。基本的には通貨ペアの数が多いほうが、取引のチャンスは増える。FXが初めての場合、日本円を含む対円通貨ペアの多さを重視してもよいだろう。

多くの日本人投資家が「ドル/円」や「ユーロ/円」など、円建てでの取引をまず考えるだろうが、経験を積んだら「ユーロ/ドル」など外貨同士の通貨ペアも検討して選択肢の増やすといいだろう。

通貨ペアが多いFX会社の例

・サクソバンク証券 158通貨ペア
・IG証券 101通貨ペア
・ゲインキャピタル(FOREX.com) 84通貨ペア
・OANDA JAPAN(NYサーバー) 69通貨ペア
・ヒロセ通商(LION FX) 50通貨ペア


ポイント4 スワップポイントが多いかどうか

そろばんとコイン

通貨の金利はそれぞれ異なっている。スワップポイントとは、保有している通貨ごとの金利の差を受け取る、あるいは支払う仕組みのことだ。

たとえば「金利3%の通貨/金利1%の通貨」の通貨ペアを買うと、理論上スワップポイントとして2%を受け取れる(3%-1%=2%)。逆に売る場合は2%支払わなければならない。

スワップポイントは、同じ通貨ペアでもFX会社によって異なる。またスワップポイントは1日あたりの金利差で計算されるため毎日受け取れるが、同じFX会社でも日によって異なる可能性がある。スワップポイントの獲得を狙う場合、できるだけスワップポイントが高いFX会社を選ぶといいだろう。

「米ドル/円」スワップポイントが高いFX会社の例

・みんなのFX 22円
・LIGHT FX 22円
・SBI FXトレード 16円
※いずれも1万米ドルの買い(2021年4月2日時点)


ポイント5 ロスカット基準はどうか──100%なら追証(おいしょう)の可能性がない

FX(外国為替)ロスカットのイメージ

「ロスカット」は、保有ポジションの評価損失が一定以上に膨らんだ場合、FX会社がポジションを強制的に決済してしまう処置だ。評価損の状態で決済するため、損失が確定される。初心者の場合、ロスカット基準が100%以上のFX会社を選んだほうがよい。理論上、後述する「追証」が発生しないためだ。

ロスカットの基準は一般的に「証拠金維持率」で判断される。証拠金維持率とは「自己資金÷必要証拠金×100%」で計算され、必要証拠金に対して自己資金がどの程度あるかを示す数値だ。

例えば1米ドル=100円のときに新規買いポジションを1万米ドル分建てるとする。必要証拠金は4万円だ。自己資金が20万円なら証拠金維持率は500%だ。

証拠金維持率の計算において、評価損失は自己資金から差し引かれる。上記の例で1米ドル=95円まで下落し評価損失が5万円発生した場合、自己資金は15万円(20万円-5万円)となり、証拠金維持率は375%まで減少する。その後、1米ドル=84円まで下落すると評価損失は16万円となり、自己資金は4万円(20万円-16万円)、証拠金維持率が100%になる。

証拠金維持率が100%未満まで低下すると「追証」(おいしょう。追加証拠金のこと)が求められる。証拠金維持率が常に100%を超えるよう、法令で定められているためだ。

例えば上の例で1米ドル=82円まで下落したとする。18万円の評価損となり、必要証拠金4万円に対し自己資金が2万円(20万円-18万円)まで下落するため、証拠金維持率は50%だ。証拠金維持率100%を回復するには差額の2万円を「追証」としてFX会社へ差し入れるか、または決済しなければならない。

ロスカット基準が100%のFX会社なら、証拠金維持率が100%を下回った場合でポジションが強制決済されるため、追証が発生しない。

初心者にとって追証の対応はハードルが高い。最初はロスカット基準100%のFX会社を選んだ方がよいだろう。

ロスカット基準100%のFX会社の例

・みんなのFX
・ヒロセ通商(LION FX)
・LINE証券(LINE FX)


ポイント6 FX口座開設キャンペーン

FX各社では新規口座開設に伴って、定期的に以下のようなキャンペーンを行っている。タイミングがよければ、よりお得に取引を始めることも可能だ。

参考に、現在開催中のキャンペーンを確認しよう。

FX会社名キャンペーン内容
DMM FX最大200,000円のキャッシュバック
外為オンライン最大150,000円のキャッシュバック
外為どっとコム最大103,000円のキャッシュバック
みんなのFX最大50,000円のキャッシュバック
ヒロセ通商(LION FX)最大50,000円のキャッシュバック
SBI FXトレード最大50,000円のキャッシュバック
GMOクリック証券最大30,000円のキャッシュバック
YJFX!最大27,000円のキャッシュバック
松井証券(MATSUI FX)最大20,000円のキャッシュバック
LINE証券(LINE FX)最大5,000円のキャッシュバック
(2021年4月現在)

FX口座開設の3ステップ

FX口座開設の3ステップのイメージ

口座開設したいFX会社が決まれば口座開設を申し込もう。絞り切れない場合、口座開設は無料なので、複数のFX会社に申し込んで実際に試してみよう。

口座開設は、どのFX会社も概ね以下の3ステップで行う。

ステップ1 ウェブサイトで申し込み
ステップ2 本人確認書類をマイナンバーとともに提出
ステップ3 ログイン用のパスワード、ID受け取り

FX口座の開設に必要な本人確認書類の提出(ステップ2)まではインターネット上で完結し、所要時間は15分程だ。

ステップ1 FX口座開設をウェブサイトで「申し込み」

FX口座開設の申込み入力

まず希望するFX会社のサイトに行き、口座開設の申込みフォームを入力する。そこでは、氏名、住所や生年月日のほか、職業や年収、投資目的、金融資産などについて入力する。


ステップ2 「本人確認書類」をマイナンバーとともに提出

FX会社の口座開設では(A)「本人確認書類」と(B)「マイナンバー確認書類」の2種類の書類提出が必要だ。「犯罪収益移転防止法」でFX口座開設者の本人確認が義務付けられているためだ。

なお提出書類は、以下のケース別で組み合わせが異なる。当然、提出書類はすべて有効期限内のもの。有効期限がない書類に関しては、発行から3ヵ月以内のものを用意しよう。

ケース1顔写真付き マイナンバーカードがある・マイナンバーカード1点 (裏表両面の提出)
ケース2顔写真付き本人確認書類がある
(顔写真付きマイナンバーカードはない)
・顔写真付き本人確認書類
・マイナンバー確認書類 (計2点)
ケース3顔写真付き本人確認書類がない
(顔写真付きマイナンバーカードもない)
・マイナンバー確認書類
・健康保険証や公共料金の領収書、
公的機関が発行した住所が確認できる書類2点
(計3点)

それぞれのケースごとに必要な書類を確認していこう。

ケース1 顔写真付きマイナンバーカードがある

顔写真付きマイナンバーカードがあれば、(A)「本人確認書類」と(B)「マイナンバー確認書類」を兼ねるので、カードの両面を提出するだけで良い。なおマイナンバーカードは次の画像のような、顔写真のついたプラスチックのカードだ。

顔写真付きマイナンバーカード(個人番号カード)

まぎらわしいが、マイナンバーには「通知カード」というものもある。これは全国民に配布された紙のカード。この場合は顔写真がないため、「マイナンバー確認書類」にはあたるが、「本人確認書類」とはみなされない。

マイナンバーの通知カード。紙製だ(総務省Webサイトより)

ケース2 顔写真付き本人確認書類がある(顔写真付きマイナンバーカードはない)

顔写真付きマイナンバーカードがない場合はどうしたらいいのだろうか。その場合は、「顔写真付き本人確認書類」と「マイナンバー確認書類」がそれぞれ1点必要だ。

「顔写真付き本人確認書類」は以下のようなものだ。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 在留カード

またマイナンバーカード以外の「マイナンバー確認書類」は次のものだ。FX会社の中には、マイナンバーを記載した住民票を受け付けているところもある。

  • マイナンバー通知カード
  • 住民票の写し(マイナンバー記載あり)

ケース3 顔写真付き本人確認書類がない(顔写真付きマイナンバーカードもない)

顔写真付き本人確認書類がなく、マイナンバーカードがない場合はどうしたらいいのだろうか。

この場合、ケース2で示したマイナンバー確認書類1点に加え、健康保険証や公共料金の領収書、公共料金の領収書など、公的機関から発行された住所が確認できる書類2点、合計3点の書類が必要ということになる。

その他確認書類として認められるもの

  • 光熱費などの公共料金領収書
  • 納税通知書
    など

早く口座開設したいなら本人確認をオンラインで完結するeKYCの利用を

これらの書類の提出はメールや郵送でもできるが、口座開設までの時間を短縮したい場合、書類をスマートフォンで撮影しオンラインで提出できるeKYC (electronic Know Your Customer)を導入している会社を選ぶといいだろう。

この場合、本人確認書類やマイナンバー確認書類と一緒に自分を撮影した写真をスマートフォンで提出でき、郵送物のやり取りがない。なお、本人確認書類の撮影は、全体が切れずに鮮明に写っていること、加工されていないことに気を付けたい。

必要な書類を提出したらFX会社が口座開設できるかどうかの審査が始まるが、その所要期間はFX会社によって異なる。eKYCを導入していないFX会社だと、取引開始まで数日かかることが多い。

だがeKYCを導入しているFX会社なら、申込みから最短即日でFX口座開設の審査が完了し、FX取引に進められる。特にDMM FXは最短で申込みから審査にかかる時間が1時間となっており、非常にスピーディーだ。

eKYCを導入している主なFX会社は、以下の通りだ。


ステップ3 FX口座にログインするパスワード・IDの受け取り

FX口座にログインするパスワード

審査に通り口座が開設されると、その旨が登録メールアドレスに送られ、FX取引に必要なアカウントのログイン用パスワードやIDが手元に届く。

以前はFX口座開設の本人確認を兼ねて簡易書留でパスワードとIDが郵送されたが、eKYCを導入しているFX会社は本人確認までオンラインで完了させ、ログイン用パスワードとIDもメールで送付することが可能なため、郵送でのやり取りが必要ない。FX口座開設に関わるすべての手続きをオンラインで完結したいのならば、eKYCによる本人確認は必須だ。

FXが初めての人向けFX5社

FX(外国為替)取引のチャート

FX会社を選ぶ際に以上の観点を踏まえ、FXが初めての方向けにFX会社の中から5社紹介する。

みんなのFX──ロスカット100%、高いスワップポイント

「みんなのFX」はトレイダーズ証券運営のFXサービスだ。最低取引単位は1,000通貨で、少額取引に対応している。ロスカットは証拠金維持率の100%時点で行われるため、追証は理論上発生しない。

「米ドル/円」の通常スプレッドは0.2銭で、1万通貨あたり20円のコストで取引ができる。2021年4月2日時点のスワップポイントは22円だった。月に約660円、年間だと約8,030円が受け取れる計算だ。初心者向け5社の中で最もスワップポイントが高くなった。

最低取引単位1,000通貨
ロスカット基準証拠金維持率100%
通貨ペアの数27通貨ペア 内、対円通貨ペア:16通貨
「米ドル/円」のスプレッド0.2銭(0.002円)
「米ドル/円」 買いのスワップポイント
※2021年4月2日時点
22円 ※1万米ドルあたり
口座開設キャンペーン最大50,000円キャッシュバック (2021年4~6月)

SBI FXトレード──1通貨単位OK レバレッジに上限を設定可能

SBI FXトレード」はSBIグループのFX専業会社だ。最低取引単位は1通貨なので、さらに小口の取引が可能だ。1,000通貨以下の場合はより低いスプレッドで取引できる。

ロスカット基準は証拠金維持率の50%なので、追証の可能性はある。ただし、SBI FXトレードではレバレッジの上限を1~3倍に設定することができる。レバレッジを落とすほど証拠金維持率は減少しにくく、レバレッジ1倍だと理論上100%を下回らない。追証が不安な場合はレバレッジを引き下げるとよいだろう。

最低取引単位1通貨
ロスカット基準証拠金維持率50%
通貨ペアの数34通貨ペア
内、対円通貨ペア:19通貨
「米ドル/円」のスプレッド0.09銭(0.0009円)
※1,000米ドル以下
「米ドル/円」
買いのスワップポイント
※2021年4月2日時点
16円
※1万米ドルあたり

ヒロセ通商(LION FX)──通貨ペア50種

「ヒロセ通商」はFXサービス「LION FX(ライオンFX)」を運営している。1,000通貨単位の少額取引に対応しており、証拠金維持率100%でロスカットされる点でFXが初めての方にも安心だろう。ヒロセ通商の通貨ペアは50種ある。外貨同士の通貨ペアを前提にすればさまざまな取引ができるだろう。

最低取引単位1,000通貨
ロスカット基準証拠金維持率100%
通貨ペアの数50通貨ペア
内、対円通貨ペア:16通貨
「米ドル/円」のスプレッド0.2銭(0.002円)
「米ドル/円」
買いのスワップポイント
※2021年4月2日時点
2円
※1万米ドルあたり

松井証券(MATSUI FX)──レバレッジ、ロスカット率を選べる

松井証券はFXサービス「MATSUI FX」を運営している。1通貨単位の売買が可能で、少額から取引したい初心者には向いているだろう。

レバレッジコースは通常の25倍コースのほか、10倍、5倍、1倍の4コースが用意されている。大きなレバレッジに不安がある方は、低いレバレッジコースを選ぶとよいだろう。

さらにロスカット率も50~90%の5つから事前に選択できる。100%は選択できないため追証には注意したい。

1つのFX会社で複数のレバレッジコースとロスカット率を選択できるのは松井証券の強みだ。取引に慣れていない初心者はもちろん、取引に慣れ、より積極的な運用をしたい場合にも対応が可能だ。

なお、松井証券ではFX口座を単独で持つことはできない。証券口座を持っていない場合、同時に口座開設を申し込む必要がある。

最低取引単位1通貨
ロスカット基準証拠金維持率50%、60%、70%、80%、90%
※いずれか任意に選べる
通貨ペアの数20通貨ペア
内、対円通貨ペア:10通貨
「米ドル/円」のスプレッド0.2銭(0.002円)
「米ドル/円」 買いのスワップポイント
※2021年4月2日時点
0円 ※1万米ドルあたり
口座開設キャンペーン最大20,000円キャッシュバック
(2021年3~5月)

LINE証券(LINE FX)──いつものLINEから口座開設OK

「LINE FX」は「LINE証券」運営のFXサービスだ。最低取引単位は1,000通貨単位で、小額の取引が可能だ。証拠金維持率100%でロスカットされる点も初心者向きといえよう。

LINE FXは、メッセージアプリLINEの「ウォレット」画面から口座開設を申し込める。後述の口座開設の手順を参考にしてほしい。

最低取引単位1,000通貨
ロスカット基準証拠金維持率100%
通貨ペアの数23通貨ペア 内、対円通貨ペア:10通貨
「米ドル/円」のスプレッド0.2銭(0.002円)
「米ドル/円」 買いのスワップポイント
※2021年4月2日時点
7円 ※1万米ドルあたり
口座開設キャンペーン最大5,000円キャッシュバック (常設のプログラム)

FX口座開設時の審査基準と対策──審査に通るために知っておきたいこと

FXの口座開設には審査があり、場合よっては落ちてしまうこともある。

したがって、審査に落ちてしまわないよう、申し込み時にどのような審査が行われるか理解が大切だ。なぜ審査が必要か、ローンがあるとFXの口座開設できないかといった基礎知識や、具体的なFX会社の審査基準と対策について解説する。

【FX口座開設の審査項目や審査基準、落ちない対策と注意点を解説】

未成年や海外在住でも口座開設できるFX会社

海外在住の日本人FXトレーダー

また、日本国内のFX会社は日本国内居住であることを条件としている会社が多いが、中には海外在住でも口座開設できるFX会社がある。

  • ヒロセ通商(LION FX)
  • セントラル短資FX
  • JFX

多くのFX会社が口座開設を20歳以上としているが、未成年(18歳以上)でも口座開設できるFX会社はある。いずれも法定代理人(親権者)の同意が必要だ。またスマホを利用した口座開設「eKYC」は利用できず、郵送でのやり取りになる。

  • SBI FXトレード
  • みんなのFX
  • LIGHT FX
  • 外為どっとコム

【未成年や海外在住でも口座開設できるFX会社の詳細はこちら】

人気のFX会社ピックアップ

SBI FXトレード──34通貨ペアのほとんどで1通貨単位から取引可

「SBI FXトレード」は2011年設立、取り扱い通貨ペアは34種あり、うち33種の通貨ペアで1通貨単位の取引が可能だ。最大1,000万通貨の取引ができ、少額から大口まで幅広い取引に対応している。取引コストは業界内で最低水準だ。「米ドル/円」の取引コストは0.09銭(1,000通貨以下の取引)で、比較的低いコストで取引ができる。

「取引高」「口座数」「預かり残高」の市場シェアはトップクラス。

FX取引所の詳細はこちら

通貨ペア数34(対円は19)
スプレッド(1000通貨まで)米ドル/円(0.28~0.30銭)/ユーロ/円(0.5銭)/豪ドル/円(0.4銭)
ツール・アプリ ・【PC版】Rich Client NEXT
・【スマホアプリ】SBI FX TRADE(新・旧あり)

みんなのFX(トレイダーズ証券)──27ペア、1000通貨単位から

みんなのFXは「トレイダーズ証券」が提供するFXサービスだ。27通貨ペアを小口の1,000通貨から取引でき、取引コストは高シェアを獲得しているFX会社と同水準に低い。また、自動売買ツール「みんなのシストレ」を提供している。

FX取引所の詳細はこちら

通貨ペア数27(対円は16)
スプレッド米ドル/円(0.2銭)/ユーロ/円(0.4銭)/豪ドル/円(0.6銭)
ツール・アプリ ・【PC版】FXトレーダー
・【スマホアプリ】FX トレーダー アプリ版

LIGHT FX(トレイダーズ証券)──スワップポイントに定評

「LIGHT FX」は、「みんなのFX」を手掛ける「トレイダーズ証券」が2018年から提供するFXサービスだ。スワップポイントに定評があり、業界最低水準の取引コストも評価が高い。2020年中に口座を開設すると最大5万円のキャッシュバックを受け取れるキャンペーンを行っている。

FX取引所の詳細はこちら

通貨ペア数27(対円は16)
スプレッド米ドル/円(0.2銭)/ユーロ/円(0.4銭)/豪ドル/円(0.6銭)
ツール・アプリ ・【PC版】アドバンスドトレーダー、シンプルトレーダー
・【スマホアプリ】LIGHT FXアプリ

マネックスFX──1万通貨以下の取引コストは低水準

マネックスFXはネット証券「マネックス証券」が手がけるFX専用口座だ。レバレッジの上限を5つのコースから選択でき、リスク管理しやすい仕様になっている。取引通貨は少ないが、対円通貨ペアは比較的多い。1万通貨以下の取引コストは他社と比較しても低水準で、初心者が取引しやすい環境を提供している。

FX取引所の詳細はこちら

通貨ペア数16(対円は13)
スプレッド(1万通貨以下)米ドル/円(0.2銭)/ユーロ/円(0.4銭)/豪ドル/円(0.5銭)
ツール・アプリ ・【PC版】MonexFX ブラウザツール、MonexFX SPEED Lite、MonexFX SPEED
・【スマホアプリ】Menex SPEED スマートフォン

GMOクリック証券(FXネオ)

GMOクリック証券は2005年に創業した、GMOインターネット株式会社のグループ企業だ。インターネット専業証券会社として、FX取引サービス「FXネオ」を提供している。「取引高」「口座数」「預かり残高」の市場シェアはトップクラス。

FX取引所の詳細はこちら

通貨ペア数20(対円は10)
スプレッド米ドル/円(0.2銭)/ユーロ/円(0.5銭)/豪ドル/円(0.7銭)
ツール・アプリ ・【PC版】はっちゅう君FXプラス
・【スマホアプリ】GMOクリックFX
・【ブラウザ版】ブラウザ取引画面、FXツールバー(要インストール)

セントラル短資FX──自動売買できる口座も

セントラル短資FXは創業100年超の「セントラル短資グループ」が展開するFX会社だ。25通貨ペアの裁量トレードができる「FXダイレクトプラス」のほか、22通貨ペアで自動売買ができる「セントラルミラートレード」口座が用意されている。

取引コストは市場シェアの高いFX各社と同水準であり、比較的低コストで取引できる。また新規口座開設で最大50万円キャッシュバックのキャンペーンを行っている。

FX取引所の詳細はこちら

通貨ペア数25(対円は11)
スプレッド米ドル/円(0.2銭)/ユーロ/円(0.4銭)/豪ドル/円(0.5銭)
ツール・アプリ ・【PC版】PC web取引システム、プログレッシブチャート、クイックチャート・トレードプラス
・【スマホアプリ】スマホアプリ(FXダイレクトプラス)、クイックトレードプラスfor iPad(タブレット)

注目の有力FX会社・サービス17社リスト

FX会社名口座開設ポイント詳細情報
DMM FX 口座開設 口座開設数は国内最大詳細情報
SBI FXトレード口座開設最小1通貨から取引可能、積立FXも対応詳細情報
LIGHT FX口座開設スワップポイントに定評、実践的な情報コンテンツ詳細情報
外為ジャパン口座開設1,000通貨単位、クイック入金や24時間サポート体制詳細情報
楽天FX口座開設楽天ポイント・グループのシナジーで若者が流入詳細情報
マネックス証券口座開設リスク管理しやすい仕様、外貨出金が可能詳細情報
LINE FX口座開設シンプル設計や通知機能がライトユーザーに便利詳細情報
ゴールデンウェイジャパン口座開設スプレッド業界最狭水準、MT4利用可詳細情報
FXブロードネット口座開設豊富な取引コースや自動売買が好評詳細情報
LION FX(ヒロセ通商)口座開設最高水準の取扱通貨ペア数、多様なキャンペーン詳細情報
ネオモバFX口座開設Tポイント利用可、少額からの投資にも強み詳細情報
トライオートFX口座開設自分で自由度高く作成可能な「設定型」の自動売買詳細情報
JFX口座開設約定力に定評、スキャルピングも詳細情報
セントラル短資FX口座開設値動きを予測する「みらいチャート」が好評詳細情報
OANDA Japan口座開設豊富なテクニカル指標・描画オブジェクト標準装備詳細情報
アヴァトレード・ジャパン口座開設日本初MT5に対応詳細情報
アイネットFX口座開設裁量取引も、自動売買取引も可能詳細情報
更新日:2021/01/25

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(画像:Shutterstock)


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