ビットコイン、20日ぶり高値更新直後に500ドル急落。余波は仮想通貨市場全体にも

2019年5月30日(UTC)、ビットコイン(BTC)の価格は1年ぶりに9,000ドルを超えた。しかし、価格の上昇は長く続かず、わずか1分後には8,600ドルまで戻された。

30日午後4時(UTC)、BTCの価格は、30日の始値の8,681ドルから4.6%上昇し、9,084ドルにまで達した。CoinDeskの価格データによると、2018年5月10日以来の高値だ。

しかし、BTC価格は即座に利食いに押され、30日の高値に達してからわずか30分で、500ドル以上下落し、8,548ドルとなった。

仮想通貨分析企業、メサーリ(Messari)のデータによると、執筆時点で30日におけるBTCの総取引量は263億ドルに上る。

仮想通貨市場全体の時価総額も10カ月ぶりに2858億ドルの高値をつけたものの、まもなくして、BTCにつられて低下した。

当初、トロン(TRX)ライトコイン(LTC)イオス(EOS)などの時価総額上位通貨の価格は全て、数パーセントの上昇を記録していたが、市場全体の急落に伴い、3%以上の下落に転じた。

しかし、一部仮想通貨の直近24時間における価格上昇率はマイナスに転じていない。時価総額で20位に入る、ドージコイン(DOGE)およびビットコインSV(BSV)の価格上昇率はどちらも5%以上。

30日の引き戻しは、今月BTCが見せている驚異的なパフォーマンスに傷をつけたとは言い難い。BTCの月初から現時点までの価格上昇率は、約63%と依然として高い数値を示している。

編集部注:冒頭の「 2018年5月30日(UTC) 」は2019年の誤りでした。訂正いたします(5月31日19時57分)

翻訳:Yuta Machida
編集:佐藤茂、浦上早苗
写真:Roller coaster image via Shutterstock
原文:Down $500 in Minutes: Bitcoin Rally Stalls As Price Rejected Above $9K