ブロックチェーンと暗号資産への投資が急増──2021年上半期、過去3年の通年を上回る:KPMG

2021年上半期、ブロックチェーンと暗号資産への投資額は過去3年の通年の合計額を上回った。

世界4大会計事務所の1つ、KPMGが12日発表したレポート「Pulse of Fintech H1’21」によると、ブロックチェーンと暗号資産への投資額は今年上半期、87億ドル(約9600億円)に達した。

2018年〜2020年の通年の合計額は、それぞれ72億ドル、50億ドル、43億ドル。さらに過去3年に比べて、1件あたりの平均投資額も大きくなっている。

これは投資家の動きの進化を反映しており、この分野に対する認識や知識が深まるにつれて、一段と多くの機関投資家の資金が流入している。レポートでは例えば、ブロックファイ(BlockFi)3億5000万ドル、パスソク(Paxos)3億ドル、Blockchain.com 3億ドル)、Bitso 2億5000万ドルなど、巨額の資金調達の事例を取り上げている。

2021年上半期、フィンテック分野でも特に大きな注目を集めているのが、暗号資産に特化した規制テクノロジー。価値上昇を背景に暗号資産取引への関心は高まっており、レポートによると「安全で確実な投資手段」への需要が高まっているという。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Shutterstock
|原文:Blockchain, Crypto Investment in H1 Topped 2018-20 Full-Year Totals: KPMG