暗号資産ファンド、6週連続の流出超から回復

先週、暗号資産ファンドは2100万ドルの流入超、運用資産総額(AUM)は5月以来の高水準の573億ドルとなった。

暗号資産運用会社コインシェアーズ(CoinShares)が23日発表したレポートによると、暗号資産ファンドは6週連続の流出超から反転、回復の兆しを見せた。

最も大きな流入を見せたのは、ソラナ(Solana)のトークン「SOL」のファンドで、710万ドルの流入超となった。データサイトのメッサーリ(Messari)によると、SOLは21日、史上最高値82ドルを記録している。

価格上昇にもかわらず、ビットコイン(BTC)ファンドは280万ドルの流出超となった。流出超は7週連続で、2018年はじめ以来とレポートは指摘。当時、ビットコインは大幅に下落し、その後2年以上にわたって「冬の時代」を迎えた。

イーサリアム(ETH)ファンドは320万ドルの流入超、同様にカルダノ(ADA)は640万ドル、ライトコイン(LTC)は180万ドル、ポルカドット(DOT)は110万ドルの流入超となった。

出典:CoinShares

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:CoinShares
|原文:Crypto Funds Snap 6 Weeks of Outflows as Markets Rally