ゲームからマイニング、次はNFT──米ナスダック上場会社、NFT参入を発表

米ナスダックに上場している暗号資産マイニング会社のThe9は「取引とコミュニティのプラットフォーム」を第4四半期(10−12月期)にスタートさせ、NFTに参入すると発表した。

「NFTSTAR」と名付けられたプラットフォームは、スポーツ、エンターテインメント、アートなどの分野で活躍する世界的な著名人によるアート作品を扱うと、上海に本社を置く同社はプレスリリースで述べた。

NFTSTARはシンガポールの100%子会社が運営、CEOはThe9社長のクリス・シェン(Chris Shen)氏が、COO(最高執行責任者)は「クリプトキテーズ(Cryptokitties)」や「NBA Top Shot」を手がけるダッパーラボ(Dapper Labs)の元オペレーション担当バイスプレジデント、ガーガン・パルレチャ(Gagan Palrecha)氏が務める。NFTSTARは事前登録の受付を開始している。

NFT市場はこの2カ月間、ブームとなっており、「Bored Ape Yacht Club」や「Pudgy Penguins」などのコレクションアイテムとマーケットプレイスは売上記録などを更新している。

The9は以前、ゲームに注力していたが、今年1月、暗号資産マイニングに事業転換した。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:ビットコインマイニングのイメージ(Shutterstock)
|原文:Mining Firm The9 to Launch NFT Platform in Q4