【市場動向】ビットコインはレンジ相場、トレーダーは好調な11月に期待

【市場動向】ビットコインはレンジ相場、トレーダーは好調な11月に期待

ビットコインはここ数日、狭いレンジでの値動きとなっている。2週間前に約6万6900ドルの史上最高値を記録した後、極端な強気センチメントは冷え始めているようだ。現状、トレーダーは歴史的に好調な11月に向けて準備しており、年末に向けてプラスのリターンを期待している。

だが一部のアナリストはビットコイン先物の建玉が積み上がっているため、多少の下落の可能性があると見ている。「(建玉の増加は)システム内のレバレッジが大きくなっていることを意味するため、一般的には弱気シグナル。トレーダーが売りを余儀なくされ、下落が続く、資産の流動化が起こる可能性は高くなる」とイギリスのデジタル資産ブローカー、グローバルブロック(GlobalBlock)のマーカス・ソティリオウ(Marcus Sotiriou)氏はコメントした。

最新価格

●ビットコイン(BTC):6万1135.37ドル、+0.55%
●イーサリアム(ETH):4355.40ドル、+2.38%

●S&P500:4613.67、+0.18%
●ゴールド:1793.47ドル、+0.74%
●10年物米国債:1.56%

ビットコインの季節的な強さ

ビットコインは第4四半期(10−12月期)に11%~18%上昇する傾向があり、一部のアナリストが強気見通しを維持している理由の1つになっている。ビットコインは季節的なパターンに沿って、今年はじめには下落し、9月には乱高下したが、押し目買いが入り、下落幅は限定的だった。

価格が乱高下しても、ビットコインの長期的な上昇トレンドはそのままだ。また全般的にアナリストは、暗号資産は初期段階にあると見ている。「暗号資産はまだあまり所有されておらず、大きな知識ギャップが存在する」が、プロ投資家の間で急速に支持を集めているとQCP CapitalはTelegramに書いている。

強気の火曜日

もう1つ、面白い統計データがある。CoinDesk Researchは、2010年以降のビットコインの1日あたりの平均リターンを分析。火曜日が最もリターンが高く、2番目は水曜日だった。

アルトコイン状況

アバランチの開発者と投資家が2億ドルの投資ファンドを設立:Ava LabsとAvalanche Foundationの元スタッフのグループが、アバランチ(AVAX)に特化したベンチャーキャピタルとインキュベーションファンド「Blizzard」を設立。Avalanche Foundation、Ava Labs、Polychain Capitalなどから、シードラウンドで2億ドルを集めた。DeFi、NFTなど、アバランチ・エコシステムのアーリーステージのプロジェクトに投資を行う予定だ。

●DeFiスタートアップNotional、V2アップグレード:固定金利の暗号資産レンディングを提供するスタートアップ、NotionalはV2アップグレードを開始した。4月にシリーズAの資金調達ラウンドで1000万ドルを調達した。Notionalは自動マーケットメーカー(AMM)を使って固定金利で暗号資産を融資する。ユーザーはUSDコイン(USDC)とダイ(DAI)を最大1年間、ラップド・ビットコイン(wBTC)とイーサリアム(ETH)を最大6カ月間、借りることができる。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:CoinDesk Research
|原文:Market Wrap: Bitcoin Range-Bound as Traders Expect Strong November

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