アルファ ロメオ、新型SUVの整備記録にNFT活用

アルファ ロメオは、新型SUV「トナーレ」のメンテナンス記録をノンファンジブル・トークン(NFT)を使って、ブロックチェーンに保存することを明らかにした。メンテナンス記録の保存を第三者に依存することが多い自動車市場に、透明性と効率性をもたすことが目的。

「デジタル化は、当社の変身を実現する重要な要素。この次世代テクノロジーを我々が最初に市場導入することで、NFTは当社のモデルの価値を維持してくれる」と同社マーケティング責任者、フランチェスコ・カルカラ(Francesco Calcara)氏は述べた。

認定ディーラーでメンテナンスを行うと、NFTが発行されるという。

NFTのユースケースは広がっている。例えば、不動産会社が譲渡証書をNFTとして発行したり、医療機関が医療記録をNFT化して転送している。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:「トナーレ」発表のYouTubeより
|原文:Alfa Romeo Is Building NFTs Into Latest Hybrid Car to Record Vehicle Data