【US市場】暗号資産は下落、トレーダーはボラティリティに備える

【US市場】暗号資産は下落、トレーダーはボラティリティに備える

ビットコイン(BTC)をはじめとする暗号資産(仮想通貨)は17日、ロシアとウクライナの緊張が高まっていることもあって下落した。世界の株式市場も下落、一方で伝統的な安全資産であるゴールドは上昇を続けた。

一部のトレーダーは、ボラティリティの上昇を予想している。例えば、CryptoQuantのデータによると、過去24時間に1万ビットコイン以上が取引所に流入している。これは、トレーダーが売却を考えていることを示している可能性が高い。

一方、ビットコインのオプショントレーダーは、価格の方向性は不透明と考えており、ビットコインが9月までに4万ドルを超える確率を50%としている。中立的なセンチメントは、取引高とボラティリティが一貫して低下していることもあり、多くの買い手が様子見となっていることを示している。

最新価格

●ビットコイン:40,642ドル、-7.61%
●イーサリアム:2,890ドル、-8.36%

●S&P500:4,380、-2.12%
●ゴールド:1,901ドル、+1.65%
●米国10年債利回り:1.97%

ボラティリティ上昇

ビットコインの短期インプライド・ボラティリティは極端に低い状態から上昇を始めており、トレーダーは今後数週間に大きな値動きがあると予想しているようだ。

「インプライド・ボラティリティは再び上昇し、特にビットコインでは、90%まで上昇する可能性が高い」とトレーディング教育サイト、TheoTradeの共同創業者、ドン・カウフマン(Don Kaufman)氏は述べた。

「ビットコインが3万ドル台に下がるまでロングしようと思わない」とカウフマン氏は付け加えた。だが、各国がロシアに制裁を課した場合、暗号資産は短期的にはボラティリティを経験するが、最終的にはより大きな資金を引き付けることができるとした。

ビットコインのインプライド・ボラティリティ(Skew)

アルトコイン

USDコインを手がけるCircle、SPAC上場を計画:ステーブルコインのUSDコイン(USDC)を手がけるCircle(サークル)は、評価額90億ドルで上場を計画していると17日、発表した。この評価額は7月に合意した水準の2倍。同社は、特別買収目的会社(SPAC)のConcord Acquisitionと協議し、財務見通しと競争環境の改善を反映したと述べた。

アンドリュー・ヤン氏がDAOを立ち上げ:暗号資産支持者で元米大統領候補のアンドリュー・ヤン(Andrew Yang)氏は、ワシントンDCでウェブ3.0(Web 3)の政策を主張するための自律分散型組織(DAO)、Lobby3を立ち上げた。「新しい政策を優先的に提案し、リーダーが留意すべき新しいアイデアを集約する」という。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Skew
|原文:Market Wrap: Cryptocurrencies Decline as Traders Position for Volatility

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