ビットコイン、2週間ぶりに3万7000ドル付近まで下落

ビットコイン(BTC)は、ウクライナをめぐる緊張が高まるなか、米東部時間21日朝(日本時間21日夜)に2週間ぶりの安値となる3万7300ドルまで下落し、その後3万9000ドル付近まで上昇した(日本時間22日朝、再度、3万7000ドル付近まで下落している)。

市場にはウクライナ情勢が重くのしかかっている。ロシアは、フランスのマクロン大統領が20日に提案した米ロ首脳会談がすぐに行われることはないとし、親ロシア派が支配するウクライナ東部の独立を承認したと伝えられた。

「全面的な『リスク回避』のようで、現状の不確実性に対して実際にパフォーマンスをあげている資産を見つけることが難しいため、おそらく現金への逃避が起こっている」とQuantum Economicsのアナリスト、ジェイソン・ディーン(Jason Deane)氏は述べた。「軍事行動が実際に起これば、市場は大きく混乱する可能性がある」。

イーサリアム(ETH)は日本時間22日朝時点、24時間で2.5%下落し、2600ドルを割っている。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:CoinDesk
|原文:Bitcoin Stabilizes After Dipping to 2-Week Low of $37K

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