米消費者物価指数、8.5%上昇──40年ぶりの高水準

米消費者物価指数、8.5%上昇──40年ぶりの高水準

米労働省は12日、3月の消費者物価指数(CPI)を発表。前年比8.5%上昇と予想を上回り、1981年12月以来となる40年ぶりの高水準となった。

アナリストらの予想は8.4%だったが、サプライチェーンの混乱やロシアのウクライナ侵攻によってエネルギー価格や食品価格が大幅に上昇した。季節変動が大きい食品とエネルギー価格を除いたコアCPIは前月比0.3%上昇、予想の0.5%を下回った。

インフレの進行によって米連邦準備理事会(FRB)は金融引き締めや利上げを加速させるのではないかとの懸念が強まり、株式や暗号資産は下落。ビットコインは4万ドルを割っている。

夏まで継続か

「FRBはCPIの数字を見て、インフレ対策を強化するだろう」とProsper Trading Academyのハワード・グリーンバーグ(Howard Greenberg)氏はコメントした。

「ブレイナードFRB理事が、利上げと量的引き締めのスケジュールは以前の発表と変わらないとの自信の見せれば、暗号資産をはじめとする市場に戻るために必要な自信を個人投資家と機関投資家に与えることができる」

一部のアナリストは、3月がインフレの頂点であり、今後数カ月はインフレ率は高止まりするものの、上昇は鈍化すると見ている。

「インフレは3月にピークを迎え、ガソリン価格と食品価格が大きく上昇したが、今後数カ月は安定するだろう。とはいえ、他の価格、特に住居やサービスの価格上昇は粘着性があり、高インフレは少なくとも夏まで続くだろう」とNavy Federal Credit Unionのエコノミスト、ロバート・フリック(Robert Frick)氏は語った。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Unsplash
|原文:US Inflation Jumps to Fresh 4-Decade High of 8.5% in March

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