ソラナのNFT市場「Magic Eden」が1.3億ドル調達、評価額16億ドル

ソラナのNFT市場「Magic Eden」が1.3億ドル調達、評価額16億ドル

ソラナ(Solana)ブロックチェーンのNFTマーケットプレイス「Magic Eden」は21日、シリーズBの資金調達ラウンドで1億3000万ドル(約180億円)を調達したと発表した。

評価額は16億ドル(約2180億円)。これは世界最大のNFTマーケットプレイス「OpenSea」のシリーズBのときの評価額15億ドルに並ぶ金額。OpenSeaは今年初めに発表されたシリーズCのラウンドで評価額が130億ドル(約1兆7700億円)に達している。

リリースによると、Magic Edenは調達した資金をマーケットプレイスの拡大と「マルチチェーンへの展開」を模索するために使うという。

「NFTは多くの人をブロックチェーンに引き込む最良の方法と理解している。NFTは世界にコネクティビリティ(接続性)をもたらすエキサイティングかつソーシャルで、文化的な経験。我々は、会社と業界の両方が成長するこの素晴らしい時代を通じて、クリエーターとユーザーの双方をサポートすることを意識的に決断した」とMagic EdenのCEO、ジャック・ルー(Jack Lu)氏は声明で述べた。

ソラナNFTの取引高

Magic Edenは現在、ソラナNFTコミュニティの中心的存在で、取引高の90%以上を扱い、ここ数カ月で勢いを増している。今では毎日の取引数と取引高でOpenSeaと並び、ときには上回ることもある。

現在、市場環境を見るとイーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)など、NFTエコシステムが基盤としているブロックチェーンのネイティブ暗号資産は史上最高値から約80%下落し、他の暗号資産も悲観的な状況となっている。Magic Edenはそうした厳しい状況のなかで、資金調達を完了させた。前回は3月にシリーズAのラウンドで2700万ドル(約37億円)を調達している。

機関投資家からの資金調達は、暗号資産市場の厳しい状況から先細りになりつつある。だが、ルーCEOは平然としている。

「市場のことは市場次第。我々は10年以上の時間軸で物事を進めることにエキサイトしている。我々は今回集めた資金をMagic Edenとより広範な暗号資産市場に対する投資家の信頼の尺度と考えている。この追加投資によって、市場サイクルに制約されることなく、次の10億人のユーザーをWeb3に招き入れるという我々の目標を達成することができる」

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Magic Edenの4人の共同創業者(Magic Eden)
|原文:Solana NFT Marketplace Magic Eden Raises $130M at $1.6B Valuation

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