バハマ警察、FTXを捜査

バハマ警察は13日、金融犯罪捜査局のチームがバハマ証券委員会と「緊密に連携」し、何らかの犯罪行為があったかどうかをが捜査していると発表した。

バハマ証券委員会はすでに10日にFTXの認可を停止し、資産の凍結を命じている。

バハマに本社を置くFTXは、姉妹会社アラメダ・リサーチ(Alameda Research)のバランスシートに疑問を呈したCoinDeskの記事をきっかけに流動性に対する不安が広がった。8日には、ライバル暗号資産取引所バイナンス(Binance)が買収に動いたが、買収は撤回された。11日、FTXはアメリカで連邦破産法第11条(チャプター11)の適用を申請した。

バハマの金融規制当局は、この一連の動きを注視している。FTXは現地の規制要件を理由に一部のバハマ人顧客の出金を認めたが、バハマ証券委員会は出金の再開はを命じていないとの声明を発表した。

SEC(米証券取引委員会)と米司法省もFTXを捜査している。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:CoinDesk
|原文:Bankrupt FTX Faces Criminal Investigation in the Bahamas