「iPodの父」を起用したハードウェアウォレット、Ledgerが発表

「iPodの父」を起用したハードウェアウォレット、Ledgerが発表

暗号資産ハードウェアウォレットメーカーのLedgerは12月6日、iPodの開発者として知られ、スマートホーム機器メーカーNestの共同創業者で元CEOのトニー・ファデル(Tony Fadell 氏)と提携して開発した新製品「Ledger Stax」を発表した。

パスカル・ゴーティエ(Pascal Gauthier)会長兼CEOによると、同社は新製品で、USBメモリのような外観の「Nano S」よりもスタイリッシュで機能的なデバイスを開発し、広く暗号資産ユーザーに使ってもらうことを狙った。

「我々は、より楽しく、カルチャーの最先端を行くものを作りたかった」と同社チーフ・エクスペリエンス・オフィサーのイアン・ロジャース(Ian Rogers)氏はCoinDeskに語った。

前面にNFTを表示、スタッキングも可能(出典:Ledger)

新しいウォレットのStaxはクレジットカードサイズ、複数を簡単に積み重ねられるようマグネットが埋め込まれている。外側にはe-inkディスプレイを搭載し、取引の詳細やNFTを表示できる。

中央集権型取引所であるFTXや、他の暗号資産企業の破綻を受けて、セルフカストディへの関心が高まっているなか、同社の新製品発表は時期を捉えたものといえるだろう。

「我々はこの瞬間のための準備ができていた」(ロジャーズ氏)

Bluetoothを使って、スマートフォンのLedgerモバイルアプリと接続(出典:Ledger)

事実、Ledgerによると、FTXが破産を申請した3日後の11月14日は過去最高の売上を記録、13日には過去2番目の売上を記録したという。同様に11月は過去最高の月次売上となった。

Ledgerは、2014年にパリで創業して以来、200カ国で500万台以上のハードウェアウォレットを販売してきたという。Ledger Staxは2023年第1四半期に発売予定、現在、予約を受け付けている。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Ledger
|原文:Ledger Taps iPod Creator Tony Fadell for New Crypto Hardware Wallet

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