Find Satoshi Labs、自撮り写真をNFTに変えるAIツールを発表

Web3ゲーム「STEPN」を運営するFind Satoshi Lab(FSL)は、人工知能(AI)を搭載したNFT(非代替性トークン)ジェネレーターを発表した。

「GNT V3」と呼ばれるこのツールは、AIとWeb3の技術的な交差点に創造性をもたらすことを目的としているという。GNT V3は、FSLが最近リリースしたNFTマーケットプレイスのMOOARと連携して、ユーザーの自撮り画像をもとにAIが生成した画像をソラナブロックチェーンでNFTにすることができる。

FSLの共同創業者であるヨーン・ロン(Yawn Rong)氏はプレスリリースで、GNT V3はWeb3におけるデジタルアイデンティティを再定義する能力を備えていると述べている。

「個性がブロックチェーン技術と融合して個人表現を再定義する、Web3技術の新時代の到来だ」とロン氏は述べている。「GNTで、我々はデジタル自己表現の限界を押し広げ、ユーザーが自分だけのデジタル作品のクリエイターになることを可能にし、さらに、活気あるWeb3エコシステムで展示して収益化することをサポートする」。

5月、FSLはGNT V1をリリースし、アーティストがMOOARマーケットプレイスで個々のNFTをミントすることを可能にした。その後、AIモデルを改良したGNT V2を発表していた

FSLの共同創業者であるジェリー・ホワン(Jerry Huang)氏はプレスリリースで「世界はAI技術の長所と短所を認識しつつあるが、我々はこの技術で何か斬新なことをしようと何カ月も取り組んできた」と述べている。

FSLは11月にMOOARをリリースし、STEPNユーザーにゲームプレイに必要なNFTスニーカーを取引するネイティブマーケットを提供した。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:GNT V3(Find Satoshi Lab)
|原文:Find Satoshi Labs Rolls Out AI Tool That Turns Selfies Into NFTs