ドージコイン、1日の上昇率が過去4カ月で最大に──先物建玉は5億ドルを突破

チャートプラットフォームのTradingViewが追跡するバイナンス(Binance)のデータによると、ミーム暗号資産(仮想通貨)のドージコイン(DOGE)は7月25日に10%急騰し、4月3日以来最大の上昇を記録した。

ブランド名を変更した旧Twitterでの決済メカニズムとしてDOGEが使用されるのではないかとの憶測が飛び交う中、DOGEは2週間で25%上昇した。

「暗号資産は当初8月に予想されていた夏の小康状態に入りつつあるが、他の暗号資産のテーマが後回しにされており、DOGEが夏の目玉になるかもしれない。イーロン・マスク氏はTwitterの再発明に向けてマーケティングツアーを行っている」とマトリックスポート(Matrixport)のリサーチ・戦略責任者マーカス・ティーレン(Markus Thielen)氏は述べている。

ドージコインの日足チャート(TradingView)

DOGEに関連する永久先物市場の回復から明らかなように、トレーダーも同じことを考えているようだ。

データ分析会社コイングラス(CoinGlass)が追跡したデータによると、想定建玉、つまりアクティブな永久先物契約の数に固定されたドルの価値が、4月19日以来初めて5億ドル(約702億円)を突破し、これは2週間で2倍以上に増えている。DOGEベースでは、建玉は62億にまで急増し、4月8日に達したピークの64億3000万に近づいている。

建玉は急増し、市場への新たな資金の流入を示している。(Coinglass)

建玉増加と価格上昇の組み合わせは、市場への新たな資金の流入を示唆しており、上昇傾向を裏付けると言われている。

しかし、記事執筆時点では、建玉加重平均資金調達率はゼロまで低下しており、強気のロングポジションと弱気のショートポジションのバランスが取れていることを示唆している。

DOGE は最近の暗号資産市場全体を上回るパフォーマンスの後、強気の息抜きをするかもしれない。資金調達率(ファンディングレート)はロングあるいはショートのポジションを保持するコストを指し、プラスの値はロングが優勢であることを意味する。

資金調達率とは、永久先物市場で強気のロングポジションと弱気のショートポジションを保持するコストを指す。 プラスの数字はロングが優勢で、ポジションを維持するためにショートに資金を支払っていることを意味する。(Coinglass)

|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:TradingView
|原文:Dogecoin Registers Biggest Single-Day Gain in 4 Months, Futures Open Interest Tops $500M