ドージコイン

DOGE
JPY
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23.06
24h変動率
-3.30%
24h変動値
-0.79
時価総額
3.32兆
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時価総額
3.32兆
EXPORT DATA
1H6H12H1D1W1M3Mall
TO

ドージコイン (Dogecoin) の基本情報

「柴犬」をモチーフにした人気のインターネット・ミームへの敬意を表した仮想通貨(暗号資産)。ビットコインをモチーフに開発された。決済スピードが早く、発行上限が無いことが特徴。著名人の発言で価格が大きく変動する傾向があり、バブル指標として役立つ側面も。
Litecoinからフォークされている。

発行上限 無し
承認方式 PoW
開始日 2013年12月
中央機関
提唱者 Billy Markus, Jackson Palmer
オフィシャルサイトURL https://dogecoin.com/
ホワイトペーパーURL https://github.com/dogecoin/dogecoin/blob/master/README.md
公式TwitterURL https://twitter.com/dogecoin
※当社は、この情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。免責事項

ドージコイン(DOGE)とは

ドージコイン(DOGE)はビットコイン(BTC)をモチーフに開発された暗号資産であり、ビットコインとほぼ同じ機能を備えていることで知られ、「ネタコイン」として古くから根強い人気を誇る。

DOGEはDOGのスペルをわざと崩したインターネットスラングで、犬のことを呼ぶ愛称として使用されてきた。だが2013年、日本のブロガーが公開した柴犬のかぼすちゃんの写真が世界中で爆発的に広がると、DOGEはかぼすちゃんの代名詞となった。その人気にあやかって誕生したのがドージコイン(DOGE)である。過去の価格推移や最近のトピックについてはこちらの記事も参照のこと。

ドージコイン(DOGE)の特徴

決済スピードが比較的高速

ドージコインは、決済スピードが他の仮想通貨と比べると比較的高速で少額決済に向いていると言われている。実際、ドージコインの決済速度は約1分であり、ビットコインの決済速度が約10分であることを踏まえると、ドージコインの決済速度は比較的高速であると考えられる。

決済手数料が比較的安価である

ドージコインでは決済手数料が比較的安価に設定されている。実際に送金する場合、1DOGEが必要となる。

発行上限が存在しない

ドージコインの大きな特徴の一つとして発行上限が存在しないことが挙げられる。多くの仮想通貨(暗号資産)では発行上限が定められており、価格が下落しないような仕組みが設けられているが、ドージコインの場合は発行上限が存在しないため、価格が上がりにくいという見方がある。

ドージコイン(DOGE)の歴史

ドージコイン(DOGE)は2013年にライトコイン(LTC)からフォークする形で作られた。暗号資産としての機能はビットコインと同様のものを備える。当時流行していた柴犬モチーフのネットミームをデザインとして採用し、暗号資産に興味を持つ人々の枠組みを超えてより多くの人に暗号資産を知ってほしいという願いから作られた。

2017年のビットコインバブルなどの仮想通貨が上昇する局面ではビットコインと連動する形で上昇してきたが、2021年にテスラ創業者のイーロン・マスク氏がドージコインについて言及したことが材料となり、これまでにない高騰を見せた。

ドージコインはこれまで話題性のみのネタコインとして見られてきたが、この高騰をきっかけに有用性を再認識する方向に動き始めた。休止していたドージコイン財団は活動を再開し、ドージコインを実用的に運用するための開発計画を発表した。

ドージコイン(DOGE)の時価総額

2023年12月時点で、ドージコインの時価総額は日本円ベースで約1兆8,900億円で、全暗号資産における順位は10位となっている。ドージコインと順位が近い暗号資産としては、8位のCardano(ADA)が約3兆1,800億円、9位のAvalanche(AVAX)が約2兆2,800億円、11位のPolkadot(DOT)が1兆4,800億円、12位のTRON(TRX)が約1兆3,100億円だ。

ドージコイン(DOGE)の年間騰落率

ドージコイン(DOGE)の年間騰落率は、以下の通りとなっている。最も年間騰落率が良かったのは2017年の3911.62%高、続いて良かったのは2021年の3485.62%高だ。逆にパフォーマンスが最も悪かったのは2018年の73.97%安、続いて悪かったのは2022年の58.68%安だ。

年間騰落率
2014年55.97%安
2015年18.23%安
2016年47.83%高
2017年3911.62%高
2018年73.97%安
2019年13.82%安
2020年132.99%高
2021年3485.62%高
2022年58.68%安

ドージコイン(DOGE)の今後

ネタコインから脱却できるかどうか

ドージコインは暗号資産のなかでもネタコインという印象が依然強く、高騰の理由がイーロン・マスク氏の影響が大きいことから投機的な印象を持っている方も多い。決済通貨やデジタルゴールドとして注目されるビットコインや、Dapps(分散型アプリ)の開発やDefi・NFT分野の発展が期待できるイーサリアムなどの代表的な暗号資産と比較して将来性を期待できるのか疑問に思う人も多いだろう。

ドージコイン財団は、2021年12月に「ドージコイン・トレイルマップ」というアップデート計画を発表しており、ドージコインの導入をサポートするプロダクトの開発や、コンセンサスアルゴリズムをPoWからPoSに移行するなどの様々な取り組みが記載されている。現時点では、ネタコインという印象が強いのは間違いないが、より実用的な暗号資産にする計画があるので、ネタコインから脱却できるかどうかが将来性を判断するポイントとなる。

イーロン・マスク氏の発言

イーロン・マスク氏は長者番付で世界一になった富豪として知られており、市況によって保有している株式の価値が上下するため、長者番付のランキングも多少変動するものの、世界でもトップクラスの資産家であることは間違いない。その証拠に世界の金融市場でも影響力を持つマスク氏の発言はドージコインを大きく高騰させてきた。

マスク氏の発言によってその価値を上昇させたドージコインの価値は、今後もマスク氏がドージコインについて言及することが短期から中期において価格を上昇させる大きな要因となりやすい。ドージコインの将来性を判断するならイーロン・マスク氏の動向も確認しておくことが不可欠だ。

発行枚数に上限がないため需給に問題がある

暗号資産の価値が将来的に高まることが期待される大きな理由の1つは発行枚数に上限があるからだ。枚数に制限があるからこそ希少性が生まれるが、発行枚数に上限がなければ通貨に希少性は生まれにくい。ドージコインは発行枚数に制限がなく大量に発行されている。現在の発行システムでは、ドージコインの需給に問題が発生しやすく、価格の上昇につながりにくい。長期的な価格上昇を考えた場合には大きなマイナス要因となる。

ドージコイン(DOGE)の関連ニュース

ツイッターの青い鳥が柴犬に

2023年4月3日、SNSサービスの「Twitter」のWeb版における青い鳥のアイコンが突如、ドージコインのデザインとして採用されている柴犬に変更された。Twitterを率いるイーロン・マスク氏は、Twitterに暗号資産による決済機能を構築していることを背景にドージコインがビットコインよりも優れた決済機能を提供できるとアピールした。これを受けドージコインは35%以上の上昇を見せた。

イーロン・マスク氏に約34兆円の賠償を求める訴訟

2023年にイーロン・マスク氏のドージコインに関連する発言が価格の急騰・暴落を招いたことから、ドージコインの価格を操作したとして2580億ドル(約34兆円)の賠償を求める訴訟が動き出している。マスク氏側はこの訴訟を却下するように説得しており、発言の内容も仮想通貨に対する一般的な支持の言葉や、ドージコインにちなんだネタを含む画像であることから直接的に相場を操舵しておらず、詐欺にあたる発言はないことから違法性はないと指摘している。

ドージコイン(DOGE)の最新のニュースを知るには?

ドージコインに関する最新ニュースを知りたい場合は、こちらのページ「ドージコイン(DOGE)の最新ニュース」を参照のこと。また、必要に応じて、エイダコインの公式サイト公式ツイッターアカウントも参照のこと。

ドージコイン(DOGE)の購入方法

国内取引所ではGMOコインbitbankSBI VCトレードなどが取り扱っている。海外の取引所で購入することもできるが、CoinDesk JAPANでは、金融庁に登録された国内の仮想通貨取引所で暗号資産を購入することを推奨している。

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