北朝鮮のハッカーが盗んだビットコインを現金化しようとしている──FBIが警告

北朝鮮のハッカーが、4000万ドル(約58億円、1ドル145円換算)以上に相当する盗まれたビットコイン(BTC)を現金化しようとしている可能性があると、アメリカ連邦捜査局(FBI)が8月22日に声明で発表した。

北朝鮮を拠点とするLazarus(ラザルス)グループとAPT38は、決済プロバイダーAlphapoから6000万ドル(約87億円)を盗んだり、Atomic Walletから1億ドル(約145億円)を搾取したりするなど、2023年初めからの一連の暗号資産(仮想通貨)ハッキングの背後にいたと考えられるとFBIは述べた。

FBIは1月にも、1億ドル以上の損失をもたらした昨年のHorizonブリッジのハッキングの背後に、この2つのグループがいたと名指しした。

合計1580ビットコイン(4100万ドル、約59億4500万円)を保有する6つのウォレットがこのハッカーグループと関連していることが確認され、FBIは暗号資産会社に対し、これらのウォレットと取引をしないように警告した。

FBIは「今後も、北朝鮮がサイバー犯罪や暗号資産窃盗などの不正な活動を行い、政権に利益をもたらしていることを暴き、撲滅していく」と述べている。

|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock
|原文:FBI Says North Korean Hackers May Try to Sell $40M of Bitcoin