アメリカの金利は7%に?/柴犬コインのダミートークンが復活【Weekly Review:9/23〜9/29】

今週の注目!

FRBによる金利引き上げはピークに達したと広く見られているが、ダイモンCEOはまだ続くと警告した。

世界経済はアメリカの金利7%に対する準備ができていない:JPモルガンCEOがコメント

世界経済はアメリカの金利7%に対する準備ができていない:JPモルガンCEOがコメント

投資銀行大手JPモルガン(JPMorgan)のジェイミー・ダイモン(Jamie Dimon)CEOが9月26日にブルームバーグ(Bloomberg)に語ったところによると、世界経済はアメリカの金利が7%にも上昇し、スタグフレーションに陥るという最悪のシナリオに直面する準備ができていない可能性があるという。

ビットコイン

ビットコインマイニング企業の株価は低迷している。

ビットコインは低調で2万6000ドルに近づく──主要コインではDOGE、XRPが最も下落

ビットコイン(BTC)ウォッチャーは短期的には弱気に傾いているが、予想される半減期が2024年に完了すれば価格は上昇し、それまでは整理統合期間に入ると予想している。

ビットコインとS&P500は四半期でマイナス──債券は2009年以降で最も魅力的に

ビットコイン(BTC)とウォール街の株式指標であるS&P500指数は、ある主要な指標が株式やリスク資産よりも債券を保有する傾向が2009年以来最も強いことを示しているため、第3四半期末まで下落基調にあるようだ。

ビットコインなどの暗号資産市場の上昇には「カオス」が必要:アナリストが指摘

FxProのシニア・マーケットアナリストのアレックス・カプチケヴィッチ(Alex Kuptsikevich)氏は米CoinDeskに対し、暗号資産(仮想通貨)が買われる一方で、ドルが勢いを増していたため、株式市場が最も圧力を受けていたと日次のノートで語った。しかし、この勢いは長く続かず、強気の見通しが弱まった。

マイニング企業への投資が究極の賭けになるかもしれない:Matrixport

マイニング企業への投資が究極の賭けになるかもしれない:Matrixport

上場暗号資産企業の業績が低迷していることは、ビットコイン(BTC)マイニングの分野への魅力的な投資機会になるかもしれないと、暗号資産(仮想通貨)サービスプロバイダーのマトリックスポート(Matrixport)が9月27日の報告書で述べた。

イーサリアム

PoS移行を実現した大規模アップグレード「マージ」から約1年。

イーサリアムのシャンハイ・アップグレードはネットワークの活性化に失敗した:JPモルガン

4月に実施されたイーサリアムの「シャンハイ」アップグレードは、多くの人が期待していたほどには世界最大のスマートコントラクト・ブロックチェーンの活動を活発化させていないようだとJPモルガン(JPMorgan)は9月21日の調査報告書で述べている。

イーサリアムはインフレに転じる──ネットワーク収入は9カ月ぶり低水準

イーサリアムブロックチェーンでの活動が急減少する中、イーサリアム(ETH)はインフレ状態に戻っており、価格の下押し要因となる可能性がある。複数のアナリストがこうした見方を示した。

イーサリアムの「デマーク指標」が強気シグナルを点灯

イーサリアムの「デマーク指標」が強気シグナルを点灯

市場の転換点を示すことで知られるテクニカル分析指標が強気シグナルを点灯していることから、イーサリアム(ETH)の当面の見通しは明るいようだ。

マーケット動向

柴犬とドージ。ミームコインはすっかりアルトコインの代表選手となった。

柴犬コインのダミートークン、本物のプロジェクトとして復活

開発者によって無価値とみなされたトークンが、信奉者の「軍団」によって本格的なプロジェクトとして復活するのは、暗号資産(仮想通貨)の世界だけだろう。

ドージコイン、価格の安定性でビットコインを上回る──投資家の関心の低さを反映か

トレーディングビュー(Trading View)によると、ドージコインの30日リアライズド・ボラティリティは当記事執筆時点で30%、ビットコインの35%よりも低くなっている。リアライズド・ボラティリティは、特定の期間における資産価格の変動率を示す指標として用いられる。

暗号資産ファンド、5年以内に約94兆円規模に:バーンスタイン

アメリカではビットコイン現物ETF(上場投資信託)のローンチが予想され、市場に多くの資本が流入する可能性が高いことから、暗号資産(仮想通貨)ファンドの運用資産残高は5年以内に6500億ドル(約94兆2500億円、1ドル145円換算)にのぼる可能性があると、投資会社のバーンスタインが9月25日のリサーチレポートで述べた。

業界動向

日本初・日本発のステーブルコインはバイナンスから?

テザー社、AI参入──NvidiaのGPU、600億円超相当を購入

Google Cloud、BigQueryにポリゴンなど11ネットワークを追加

GMOコイン、XRPユーザーへのソングバード(SGB)のエアドロップは日本円で対応

暗号資産(仮想通貨)取引所GMOコインは9月19日、「XRP保有者に対するソングバード(SGB)のエアドロップ」について、日本円で交付を行うと発表した。

Binance Japanと三菱UFJ信託銀行、2024年中のステーブルコイン発行を目指す──「Progmat Coin(プログマコイン)」基盤を活用

Binance Japanと三菱UFJ信託銀行、2024年中のステーブルコイン発行を目指す──「Progmat Coin(プログマコイン)」基盤を活用【更新】

三菱UFJ信託銀行とBinance Japanは、日本法に準拠したステーブルコインの発行・管理基盤「Progmat Coin(プログマコイン)」基盤を活用した、新たなステーブルコインの発行に向けた共同検討を開始した。新たなステーブルコインはBinanceのグローバルなエコシステムと日本市場との連携における核となるという。

ドリコム、NTTドコモ・NTT DigitalとのWeb3連携に向けた取組みを開始

ドリコム、NTTドコモ・NTT DigitalとのWeb3連携に向けた取組みを開始

ドリコムは9月26日、ブロックチェーンゲーム『Eternal Crypt – Wizardry BC – 』において、NTTドコモが提供するdアカウントを使用したログイン機能の開発、およびNTT Digitalが提供を予定しているトークンウォレットとの連携に向けた取組みを開始したと発表した。

米下院議員ら、SEC委員長にビットコインETFの「迅速な」承認を要求

下院指導部の多数党院内幹事である共和党のトム・エマー氏を含む下院金融サービス委員会の委員4名は、SECに対してETF申請の承認を進めるよう求めており、今週の公聴会でSECのゲンスラー委員長にその件について質問する機会がある。

SECのゲンスラー委員長、公聴会で暗号資産に厳しい姿勢

SECのゲンスラー委員長、公聴会で暗号資産に厳しい姿勢

SECのゲンスラー委員長は、SECが暗号資産企業との法廷闘争に巻き込まれているにもかかわらず、業界の慣行に対して再び公の場で批判した。

One More Things…

ステーブルコインをめぐる動きは、ますます活発化しそう

G.U.Technologies、オリックス銀行とステーブルコイン発行に向けた実証実験

G.U.Technologies、オリックス銀行とステーブルコイン発行に向けた実証実験

Web3インフラの開発・提供を手がけるG.U.Technologiesは、オリックス銀行と、改正資金決済法に準拠した特定信託受益権型(以下、信託型)ステーブルコイン発行に向けた実証実験を開始すると9月26日に発表した。基盤となるブロックチェーンには、日本企業が運営する、イーサリアム互換のパブリックチェーン「Japan Open Chain」を使用するという。

|文・編集:増田隆幸