Web3で日本を盛り上げるために、必要なのはアフリカのポジティブさ?【btokyo clubラウンドテーブルレポート】

btokyo club」は、CoinDesk JAPANを運営するN.Avenueが2023年7月より展開している、Web3をリサーチする大手企業のビジネスリーダーを中心とした限定有料コミュニティサービス。

10月19日には、暗号資産(仮想通貨)の普及が急速に進む「アフリカ」をテーマに4回目のラウンドテーブルが開催された。

会員限定のクローズ開催のため、内容は詳細に紹介できないが、ウォレットをめぐる幅広い議論の概要を紹介する。

【btokyo club 10月ラウンドテーブル】
アフリカで急拡大する暗号資産取引とWeb3エコシステム~グローバルサウスで増加するスタートアップと流れ込むリスクマネー~

特定の地域をテーマにラウンドテーブルを開催するのは初めて。どことなくいつもとの違った雰囲気と緊張感の中で、まずは参加者のアフリカに対する認識を揃えるために、CoinDesk JAPAN前編集長で現在はアフリカ主要国のフィンテック/Web3領域にフォーカスしている佐藤茂氏(HIKE LLC代表/ジャーナリスト)が「14億人のアフリカで拡がるトークンエコノミー〜100兆円超のモバイルマネーが循環する大陸で、ブロックチェーン/デジタル資産はどう機能する?」と題して、アフリカの現状とWeb3の状況を概説。日本とは真逆のエネルギッシュな様子をリアルに伝えた。

Briefing Sessionは、アフリカ最大級の暗号資産取引を展開するYellow Cardのチーフ・コンプライアンス・オフィサー、Mandy Naidoo氏が「The New Financial Infrastructure for Africa」をプレゼンテーション。Yellow Cardのミッションや現状、アフリカのインサイトやユースケース、特にステーブルコインの利用が広がっていることなどを報告した。参加者からは、すでにモバイル決済アプリとして普及している「M-PESA」と比較した場合のインセンティブについてなど、さまざまな質問が寄せられた。

Main Sessionでは、ナイジェリア在住の成田葵氏(Kepple Africa Ventures Director)、同じくナイジェリアをベースに顔が長い動物のNFTプロジェクト「VeryLongAnimals」を展開するAkim氏、佐藤茂氏が登壇。

成田氏は、アフリカのWeb3企業に対する投資スタンス、グローバル企業がアフリカのWeb3企業に注目している理由、実際の投資例などを紹介。続いてAkim氏は「VeryLongAnimals」の現状、ナイジェリアでの盛り上がりから生まれたアフリカとのつながり、さらにはWeb3でコミュニティを作っていく際のポイントなどを紹介した。

Q&Aセッションでは、アフリカのマーケットに参入する際のポイント、アフリカでのビジネスの課題、注目分野、さらには具体的なサービスについてまで、事前に考えていた以上に「深い」内容のやり取りが交わされた。

登壇した3人が共通して強調していたのは、アフリカの持つポジティブさとエネルギー。Web3業界が日本を盛り上げていくことが欠かせないとの認識が印象的だった。

【btokyo club 11月ラウンドテーブル&ワークショップ】DAO(分散型自律組織)による持続可能なプロジェクト運営とは?~株式会社とは異なる組織構造と運営手法を学ぶ~

11月16日に開催するラウンドテーブルのテーマは「DAO(分散型自律組織)」。新しい時代の組織構造として注目されるDAOについて、キーマンによるセッションに加えて、ワークショップ形式で学んでいく。

当日は、世界有数のDAOユースケースと言えるGitcoinの共同創業者ケビン・オウォキ(Kevin Owocki)氏と、そのノウハウをよく知るFracton Ventures共同創業者の鈴木雄大氏が、DAOの設計や企画、運営のノウハウを解説。ワークショップでは、bitFlyer Blockchainで取締役を務める金光碧氏のアドバイスのもとに、参加者が実際に特定のDAOを読み解いていく。

日時は、11/16(木) 16:00〜20:00。

クローズドゆえの濃密な時間と空間で、毎回ディープな議論が展開される「btokyo club」。参加にご興味・ご関心を持たれた方は、以下のフォームからお問い合わせください。

|テキスト:btokyo members
|編集:CoinDesk JAPAN