NFTプラットフォームのBLUR、バイナンス採用と楽観主義で22%上昇

NFTプラットフォームBlurのネイティブトークンであるBLURは24日、大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)のコンバート機能に採用されたことを受けて22%急騰した。

過去1週間の上昇から上値伸ばす

コンバート機能は、バイナンスのリテール顧客を対象としたもので、従来のオーダーブックを介さずに資産を売買できる。

CoinMarketCapによると、BLURはバイナンスでの取り扱い開始後に0.55ドルから最高0.64ドルまで上昇。過去1週間で既に価格が2倍になっていたが、さらに上値を伸ばした。

24日には暗号資産市場全体が上昇を続け、ビットコイン(BTC)は2022年5月以来の最高値を記録していた。

Blastのローンチも上昇要因

BLURは、Blurと同じ開発陣が開発したレイヤー2ネットワークであるBlastのローンチ後に特に良好なパフォーマンスを示した。

Blastは今週稼働を開始しており、既に4億ドル(約600億円、1ドル150円換算)を超える資金の流入があった。5月にはエアドロップが予定されている。

投機家がBlastへの注目の高まりで儲けようとする中、過去24時間のBLUR取引ペアの取引高は10億ドル弱(約1500億円)となっている。

Blastは、紹介スキームがねずみ講に似ていると指摘する声もあり、暗号資産コミュニティの一部から批判を受けている。

|翻訳・編集:林理南
|画像:TradingView
|原文:NFT Platform Blur’s Token Jumps 22% Amid Binance Listing and Blast Optimism