ビットコインが約1カ月ぶりの高値／ソラナで「大規模」障害【Weekly Review：2/3〜2/9】

今週の注目

「RWA（現実資産）のトークン化」のトレンドのなかで、外部（＝現実世界）のデータをブロックチェーンに送る「オラクル」サービス大手のチェーンリンク（Chainlink）に注目が集まった。

Chainlink、22カ月ぶりの高値──「RWAトークン化」で注目

ビットコイン動向

週前半は重い動きだったが、週末にかけて上昇。日本円では円安の影響もあるが、700万円を超えている。

イーサリアムETFが待っているにも関わらず、トレーダーはビットコインを好む

「幸運な辰年」にトレーダーは期待──ビットコインは今のところ横ばい

金利急上昇でビットコインは4万2000ドル台に下落──暗号資産市場下落でもチェーンリンクは上昇

ビットコインが4万4000ドルを突破──クジラの積み増しがさらなる価格上昇を示唆

半減期に備えたビットコインマイナーの売り圧力が重しに：Bitfinex

ビットコインが4万5000ドルを突破──5万ドルに達するとの見方も

ビットコインが約1カ月ぶりの高値。関連株も市場前取引で上昇

アルトコイン動向

ソラナは大規模障害がありつつも、活発な動き。イーサリアムも上昇した。

ジュピターのJUP、その斬新な配布方法で怒りを買う

ソラナネットワークで「大規模」障害、SOLは2％下落

チェーンリンク、1カ月で40%上昇──クジラが5000万ドルを手に入れる

イーサリアムが2400ドルを突破──アークと21シェアーズが現物ETF申請を修正

ソラナ、ビットコインを上回る上昇──「極端な動き」に期待

業界動向

先週は、日本企業の取り組みが目立った。Web3マスアダプションに向けて、各社がさまざまな方向からチャレンジを進めている。

Appleの「Vision Pro」で初の暗号資産メタバースアプリ公開へ──Victoria VRが開発中

博報堂と日本航空、地域のRWA（現実資産）をNFT化──「KOKYO NFT」実証実験第2弾を開始

トランプ氏、CBDCと人工知能を「危険なもの」と批判

イエレン財務長官、暗号資産リスクを警告へ──6日予定の議会証言で

マネックス、Web3支援サービス開始

渡辺創太氏のスターテイル、秋元康氏のアイドルプロジェクトと戦略的パートナーシップ──キラーユースケース創出へ

コインチェック、組込型の暗号資産購入サービス──フィナンシェ社が導入、サイト内でFNCT購入が可能に

ハッシュパレット、2度目のIEO実施を発表

デロイトトーマツ、NFTゲームアプリをAstar zkEVMで開発──企業のサービス構築を支援

One More Thing

「暗号資産に簡単にアクセスできる」ことは、マスアダプションに向けて最も重要なポイント。いわゆる「オンランプ」の強化は日本でも進んでいくだろう。

メタマスク、ロビンフッドと提携──暗号資産の購入機能を強化

｜文・編集：増田隆幸
｜トップ画像：Shutterstock