フランクリン・テンプルトンがイーサリアムETFレースに参加

米証券取引委員会(SEC)への提出書類によると、フランクリン・テンプルトン(Franklin Templeton)はイーサリアム現物ETF(上場投資信託)を申請した。

同社以外でも、ここ数カ月でブラックロック(BlackRock)、フィデリティ(Fidelity)、アーク(Ark)と21シェアーズ(21Shares)、グレイスケール(Grayscale)、ヴァンエク(VanEck)、インベスコ(Invesco)とギャラクシー・デジタル(Galaxy Digital)、ハッシュデックス(Hashdex)が申請を提出している。

フランクリン・テンプルトンのビットコインETFは振るわず

今回の申請は、フランクリン・テンプルトンが他の発行会社9社とともにビットコイン現物ETFを発売してから約4週間後に行われた。ブラックロックのiシェアーズ・ビットコイン・トラスト(IBIT)とフィデリティのワイズ・オリジン・ビットコイン・ファンド(FBTC)は最も需要が大きかった。一方、フランクリン・テンプルトンの初動はそれほどうまくいっておらず、発売以来の流入額はわずか約7000万ドル(105億円、1ドル150円換算)にとどまった。

先月にブラックロックのIBITには35億ドル相当、フィデリティのFBTCには約30億ドル相当のビットコインが集まった。

イーサリアムETF承認は5月以降か

SECはこれまでのところ、専門家の予想通り、イーサリアムETF承認に向けたすべての決定を遅らせている。JPモルガン(JPMorgan)は現在、こうしたファンドが5月までに承認される可能性は50%未満とみている。分散型予測プラットフォームであるポリマーケット(Polymarket)のトレーダーは賭けをしているようで、ETFが5月31日までに承認される可能性は50%になっている。

「時代遅れ」と思われがちなフランクリン・テンプルトンは、2020年にジェニー・ジョンソン(Jenny Johnson)CEOが会社を引き継いでからの数年間で何度か暗号資産に力を入れてきた。最近ではX(旧Twitter)上で、社名の由来であるベン・フランクリン(Ben Franklin)をかたどったロゴの目にレーザーを入れた画像を発表した。これは暗号資産(仮想通貨)文化への賛同を示すものとされている。

イーサリアム(ETH)価格は過去24時間で5.5%上昇し、2647ドル(約39万7000円)付近で取引されている。12日にはビットコイン(BTC)が2021年下旬以来で初めて5万ドル(約750万円)に達した。

|翻訳・編集:林理南
|画像:Franklin Templeton via X
|原文:Franklin Templeton Joins Ethereum ETF Race