あるトレーダー、ドージコインのコール・オプションを200万枚購入
  • 200万枚のコール・オプション購入は、ドージコインに対する強気の投資。
  • 満期日は16日後、利益を得るためにはドージコイン(DOGE)がそれまでに31%上昇する必要がある。
  • ドージコインは3月に0.22ドルに達したが、2021年11月以来のこの水準を超えられていない。

あるトレーダーが5月29日にストライクプライス(権利行使価格)0.22ドルのドージコイン(DOGE)のコールオプションを200万枚購入したと、デリバティブ取引所パワートレード(PowerTrade)のチーフ・コマーシャル・オフィサー、ベルンド・シシュカ(Bernd Sischka)氏が明らかにした。

ドージコインは現在0.166ドル付近、コール・オプションの満期日は6月14日。つまり、この取引で利益を得るためには満期日までに価格が31%上昇する必要がある。

オプションはデリバリティブ(金融派生商品)の一種で、コール・オプションは原資産(この場合はドージコイン)を満期日までに特定の価格(権利行使価格)で購入する権利を与えるもの。仮に原資産が特定の価格に達しない場合は損失となる。

ミームコインとしばしば連動するミーム銘柄であるゲームストップ株の急騰を背景に、ミームコインは強気相場となっている。だがドージコインは3月に当面の高値0.22ドルをつけたものの、2021年11月以来となるこの水準を超えられていない。

「アルトコインはイーサリアム(ETH)の最近の上昇に遅れをとっている。多くのトレーダーはイーサリアムの動向を見て、アルトコインの将来的な動きを推測している」とシシュカ氏は述べた。

「イーサリアム現物ETF(上場投資信託)の承認がイーサリアムの上昇を後押ししたが、ドージコインに関してはイーロン・マスク氏がX(旧ツイッター)の何らかの形で決済手段として追加することがワイルドカードになるだろう」

ドージコインは2023年10月に0.056ドルの最安値をつけたが、暗号資産市場がビットコイン(BTC)現物ETF承認によって強気相場となったことを受け、195%以上上昇している。

|翻訳:Shun Ide
|編集:CoinDesk JAPAN編集部
|画像:Atsuko Sato
|原文:Trader Buys $2M Worth of Dogecoin Call Options as Meme Coin Market Heats Up