テレグラム「TONブロックチェーン」10月末のローンチに向けて進行中

テレグラム「TONブロックチェーン」10月末のローンチに向けて進行中

Brady Dale
公開日:2019年 10月 7日 06:00
更新日:2019年 10月 7日 06:00

10月2日(現地時間)にテレグラム・オープンネットワーク(TON)の投資家に送られたEメールによると、TONはローンチに向けての計画を進行中だという。

TON開発者のためのスタートアップ構築ツール、TONラボ(TON Labs)のCTO、ミーチャ・ゴロシェフスキー(Mitja Goroshevsky)氏は、そのEメールが本物であることを確認した上で、TONラボ自体は「独自の検証プールで実行・管理する」と付け加えた。

同プロジェクト専用のテレグラム・チャンネルの投稿で、「元々の投資家たちが、テレグラム(Telegram)のコア・チームからEメールを受け取った」ことが述べられた。加えて、投資家たちは購入したトークンもしくは「グラム(grams)」を受け取るために、鍵作成ツールを用いて10月16日(現地時間)までに公開鍵をテレグラムに提示する必要があることも示された。

特筆すべきは、そのメッセージがガバナンスの問題にも触れていたことで、テレグラム自体はネットワークの運営には関与しないと述べている。

「投資家たちはバリデーターを選ばなければならない。テレグラムもTON財団も開始後はバリデーターを務めない。」

CoinDeskが報じたように、2019年9月初めころにTONのコードが公開され、幅広いコミュニティーがフルノード、バリデータノード、ブロックエクスプローラーを実際に試している。

TON投資家との既存の取り決めによると、同プロジェクトは10月31日を期限としてローンチする予定になっている。2018年の初め頃に17億ドル(約1820億円)を調達したブロックチェーンは、ほぼ全面的に極秘で構築されている。テレグラムのCEOであるパーヴェル・ドゥーロフ(Pavel Durov)氏は、TONの存在を公表したことは無い。

これまでのところ、唯一の正式な確証は、同プロジェクトのSAFT(将来トークン取得略式契約スキーム)の米証券取引委員会(SEC)への登録で、テレグラム・グループのパーヴェル・ドゥーロフ氏と、同氏の兄弟でTONのチーフ・アーキテクトでもあるニコライ・ドゥーロフ(Nikolai Durov)氏の名前が記載されている。

翻訳:石田麻衣子
編集:T.Minamoto
写真:Telegram image via Shutterstock
原文:Telegram’s TON Blockchain Is on Track for Late-October Launch Date