ビットコイン、イラン・イスラエル停戦報道を受けて10万6000ドルを突破

- トランプ大統領はイスラエルとイランの停戦を発表。
- このニュースを受けて暗号資産の価格が急騰し、ビットコインは10万6000ドルの水準を回復。
- イラン高官がトランプ大統領の主張を認めたと、ロイター通信は報じた。
トランプ大統領がトゥルース・ソーシャル(Truth Social)でイランとイスラエル間の「完全かつ全面的な」停戦を宣言した後、米国時間23日の遅い時間まで、暗号資産(仮想通貨)価格変動は72時間にわたり激しい変動を続けた。
「イスラエルとイランの間で、(今から約6時間後に)完全かつ全面的な停戦となることで完全に合意された」とトランプ大統領は書いている。
ビットコイン(BTC)は24時間前に9万8500ドルまで急落した後、23日午後の取引ですでに反発し、このニュースを受けてさらに3%近く上昇して10万6000ドルを突破。本記事執筆時点では、価格はやや下落して10万5300ドルとなっている。
米株価指数先物は全面的に約0.5%の上昇を記録し、原油価格は23日早朝に1バレル75ドルを超えた後、65ドルまで急落した。
一部のアルトコインの動きはより劇的で、イーサリアム(ETH)、エックス・アール・ピー(XRP)、ソラナ(SOL)などは8~10%の上昇を記録。
トランプ大統領の発表直後は、停戦合意が実際にあったかどうかについて混乱があったが、ロイター通信は現在、イラン高官が、テヘランはイスラエルとの停戦提案に合意したと述べたと報じている。
|翻訳・編集:廣瀬優香
|画像:Rock Staar, Unsplash
|原文:Bitcoin Busts Past $106K on Reported Iran/Israel Ceasefire