ビットコイン、12万2000ドル超えで最高値更新も視野に──イーサリアムは最高値にあと3%まで迫る
  • ビットコインは米国時間8月13日午後の取引時間中に、新たな過去最高値に迫った。
  • イーサリアムも上昇しており、2021年後半につけた過去最高値にあと3%まで迫った。
  • 「持続的な上昇の条件は整いつつある」と、10xリサーチ(10x Research)は述べた。

ビットコイン(BTC)は米国時間8月13日午後の取引時間中に、新たな過去最高値を目指す動きを見せ、4週間ぶりの高値である12万3000ドル近くまで上昇した。

過去2回の試み、つまり11日の12万2300ドルへの急騰と7月14日の12万3000ドル超えは、いずれも激しい売りに遭い、両日とも日中に価格が12万ドルを下回る水準まで押し下げられた。

イーサリアム(ETH)も、2021年に記録した過去最高値4865ドルに徐々に近づき、その記録まであと3%に迫る4750ドルで取引されていた。イーサリアムは最近の優れたパフォーマンスを維持し、過去24時間で4.5%上昇したのに対し、ビットコインは2.3%の上昇であった。

この暗号資産(仮想通貨)市場の上昇は主要なアルトコインにも広がり、ソラナ(SOL)が5%上昇して200ドルを超え、ユニスワップ(UNI)やハイパーリキッド(HYPE)も5~6%上昇した。

LMAXグループ(LMAX Group)の市場ストラテジストであるジョエル・クルーガー(Joel Kruger)氏は、「インフレシグナルの軟化とFRBの緩和策への憶測に後押しされ」、S&P 500とナスダックが過去最高値付近で推移しており、より広範な資本市場が「支援的な勢い」を提供していると述べた。

10xリサーチは13日のレポートで、現在のマクロ経済の状況は、リスク資産にとってこれまでになく好ましいものであると指摘した。

「クレジット・スプレッドが縮小し、融資の伸びが上向く中で、持続的な上昇の条件は整いつつある」と、同レポートの著者らは述べた。

同レポートは、米連邦準備制度理事会(FRB)はこれまで利下げに消極的であったが、FRBが方針転換すれば、投資家はより高いベータ値を持つリスク資産に迅速に資金を振り向けるだろうと指摘した。

現在、市場参加者は9月の会合での25ベーシスポイントの利下げ確率を90%以上と見ているが、FRBにはより深い緩和を検討するよう圧力がかかっている。

「ビットコインと株式はともに早期に反応しているが、市場はまだこれから起こることを完全に織り込んでいない」と、同レポートは指摘した。

|翻訳・編集:山口晶子
|画像:Shutterstock
|原文:Bitcoin Tops $122K, Eyes Fresh Record, With Ether Just 3% From 2021 ATH

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