FOMC議事要旨でドルが反発、ビットコインは方向性探る

FOMC議事要旨でドルが反発、ビットコインは方向性探る

米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録が19日に公開され、ドルが一時反発した。ビットコイン市場では価格の方向性を探る動きが見られる。

他の基軸通貨に対するドルの価値を示す指標「ドルインデックス」は、過去24時間で1%上昇して93.000(当記事執筆時点)となり、1日の上げ幅としては2カ月間で最大。

現在議論となっているイールドカーブ・コントロールをFRBが実施する予定はないとの報道を受けて、ドルは上昇した。

イールド・カーブコントロール(YCC):長短金利操作。金融緩和策の一つとして、国債の利回りに誘導目標を設けること。アメリカでは中央銀行の独立性を損なうとして否定的な意見もある。日銀はすでに実施している。

ビットコイン(BTC)とドルの相関関係は歴史的には弱いが、投資家が安全資産を求める動きを強めていることから、過去1カ月にわたり上昇傾向にある。

出典:Tradingview

CoinDeskのデータによると、8月17日までの4週間でビットコインは9000ドルから1万2400ドルへと上昇し、ドルインデックスは97から92へと下落した。

しかしこの1週間、ドルは上昇し、一方、ビットコインは1万1780ドル付近まで下落、今週初めの直近の高値1万2400ドルから5%下落している。

ドルの回復が続けば、ビットコインはさらに損失を被る可能性があるが、ドルの持続的な反発はまだ可能性は低いようだ。つまり、経済を刺激するために金利は低いままに抑えられ、FRBがより抜本的な金融政策を取らざるを得ない可能性は高まってる。

翻訳:CoinDesk Japan編集部
編集:増田隆幸、佐藤茂
画像:Shtterstock
原文:Bitcoin Risks Deeper Drop if Dollar Rebounds

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