新しい流動性プール
デジタルIDとデータに特化した高性能なパブリックブロックチェーンであるオントロジーは11月30日、新しいDeFiプロダクト「インクルーシブ・プール」をローンチしました。
Wingのインクルーシブ・プールは、DeFi（分散型金融）では初の取り組みであり、貸し手のリスクを軽減し、同時に信頼性と透明性を向上させる新しい流動性プールです。
インクルーシブ・プールは、オントロジー上に構築された信用スコアを活用した、クロスチェーンDeFiレンディング・プラットフォーム「Wing」を通じて利用可能です。また、オントロジーの分散型信用スコアリングシステム「OScore」と連携し、ユーザー間の高い透明性を確保しつつ、個人データを完全にコントロールできるよう設計されています。
インクルーシブ・プールには、供給プール、担保プール、借用プール、および保険プールが含まれています。現在対応可能な暗号資産は、テザー（USDT）、USDコイン（USDC）、ダイ（DAI）、さらにより多くが後日追加される予定です。
市場で最も急速に成長しているDeFiレンディング・プラットフォームの1つとして、Wingの預かり資産（TVL）は、2020年9月のローンチ以来、2億ドル以上に達しています。これらの革新的な次世代DeFiツール＆プロダクトを通じて、高いOScoreを持つユーザーは、借入能力を最大化し、担保を最小限に抑えることができます。
DeFiレンディング市場に存在するギャップを解消
オントロジーのアメリカ・エコシステム・リードであるエリック・ピノス（Erick Pinos）氏は次のように語っています。
「OScoreは、ユーザー間の透明性を高めるために、DeFiレンディング市場に存在するギャップを解消しています。ユーザーは、他のユーザーと取引する前に、オントロジーブロックチェーンに記録された信頼性の高い情報に基づいて、デューデリジェンスができるようになります。OScoreによって、ユーザーは自分の財務情報を完全に管理することができ、OScoreでの信用スコアがプラスの人は、自分の情報が安全・安心であることを理解しつつ、取引にプラスの信用スコアを活用することができます」
またオントロジーの創業者、リ・ジュン（Li Jun氏）も次のように述べています。
「今回の成果は、持続可能かつ成功を約束されたDeFiツール・エコシステム開発に向けた当社のコミットメントを反映しています。オントロジーは、自分たちが持つ技術を使って、実世界の問題を解決することに専念しており、そのインフラを通じて実際のユースケースを探求し続けることにエキサイトしています。ユーザーの変化するニーズに対応するために、自分たちの技術を継続的に開発・改善していくことを楽しみにしています」
インクルーシブ・プールのルールとパラメーターは、必要に応じてコミュニティの投票によって調整されます。インクルーシブ・プールで配布されるWINGトークンは、WINGの総配布率に基づいて配分されます。詳細は、https://wing.finance/ を参照してください。
本リリースに関するお問い合わせ先
詳細は、contact@ont.io までお問い合わせください。
オントロジー（Ontology）: https://www.ont.io/
Twitterアカウント：https://twitter.com/OntologyJP
Ontologyについて：
オントロジーは、デジタルIDとデータに特化した高性能なオープンソース・ブロックチェーン。オントロジーのユニークなインフラストラクチャーは、堅牢なクロスチェーン・コラボレーションとレイヤー2・スケーラビリティをサポートし、企業はニーズに合わせたブロックチェーンを柔軟に設計することが可能です。
スピード、セキュリティー、信頼性を高めるための分散型アイデンティティとデータ共有プロトコルをすべて備えたオントロジーの機能には、エコシステム全体で使用されるモバイルデジタルIDアプリケーション＆DID（分散型アイデンティティ）の「ONT ID」、分散型データ交換＆コラボレーションフレームワークの「DDXF」が含まれています。
Wingについて：
ウイングは、信用ベースのクロスチェーンDeFiプラットフォームです。ウイングは、デジタル資産レンディング市場に特化したDeFiプラットフォームを設計・構築しており、さまざまなDeFiプロダクト間でのクロスチェーンでの協調的なやりとりをサポートしています。
ウイングの分散型ガバナンスモデルとリスク管理メカニズムは、借り手、貸し手、保証人の間に相互に有益な関係を作り出します。また、ウイングは、信用ベースのDeFiの有力な事例として、信用評価モジュールを革新的に活用しています。
