ソラナブロックチェーンのネイティブ暗号資産ソラナ（SOL）は12月23日に100ドルを超え、約1年半前のテラ崩壊以前の水準を回復した。
当記事執筆時点では約102ドル。CoinDesk Indicesによると、年初から10倍以上上昇し、12月だけで70％以上上昇している。
23日の価格推移は、この数週間の盛り上がりを象徴するもので、ソラナブロックチェーンは少なくとも一時的にオンチェーンアクティビティのトップに躍り出た。DefiLlamaによると、ソラナ基盤のDEX（分散型取引所）の合計取引高は、初めてユニスワップ（Uniswap）の数十億ドルの取引高に近づいている。
盛り上がりの多くは、活発化する投機が生み出している。今、ソラナブロックチェーンで取引されている複数の人気暗号資産は、犬をテーマにしたミームコイン。また、エアドロップも多くのトレーダーをソラナ基盤のレンディング、ブリッジなどに引き寄せている。
ソラナブロックチェーンは、高速で安価な暗号資産取引をサポートするスマートコントラクト・プラットフォームだ。ソラナはイーサリアムブロックチェーンと比較されるが、イーサリアムはソラナの台頭にもかかわらず、主要暗号資産としてのポジションにゆらぎはない。
｜翻訳・編集：CoinDesk JAPAN編集部
｜写真：CoinDesk
