ビットコインは成熟して平穏期に／イーサリアムのようなプログラマビリティを実現【Weekly Review：5/4〜5/10】

今週の注目！

ETF、半減期と注目を集めたビットコイン。さらにRunes（ルーンズ）、昨年登場したOrdinals（オーディナルズ）、分散型アプリやミームコインの基盤となるさまざまなレイヤー2など、今までにない活発な動きが起きている。

ビットコイン、1年以内にイーサリアムのようなプログラマビリティを実現：Rootstock創業者

ビットコイン

資産クラスとしてのビットコインは、半減期を迎えたあとは冴えない動きとなっている。だが、強気の見方と実際の取り組みもある。

ビットコインのボラティリティが低下。成熟するにつれてこの傾向は続く：フィデリティ

取引開始からの流出がようやく途切れる──グレイスケールのビットコインETF、初の純流入

ジャック・ドーシ氏のブロック、ビットコイン購入を強化──購入指針も公開

ビットコインの最近の弱さ、暗号資産特有ではなく世界市場と関連：コインベース

ビットコイン反発でオプショントレーダーは10万ドルを予想

ビットコイン、トランプ氏の勝利とアメリカの財政支配から恩恵を受ける可能性：スタンダードチャータード

ビットコインの主要な指標、暗号資産市場が平穏期に入ることを予測

アルトコインのロック解除20億ドルとビットコインの分配110億ドルが迫り、暗号資産市場に圧力

アルトコイン

AIトークンの一部は、DePIN（分散型物理インフラネットワーク）の文脈からも注目を集めている。新たなトレンドとして成長していくだろうか。

AIトークンが暗号資産市場の回復を牽引──エヌビディア決算への期待が高まる

ミームコインの需要はかつてないほど高い──暗号資産アナリストが指摘

ドージコイン、まもなくゴールデンクロスを形成──2021年1月の急騰の再現なるか

イーサリアム、「デンクン」による手数料削減でインフレ型資産に逆戻り

業界動向

米金融大手が連携して共有台帳技術を共同研究。PoCからどんな成果が生まれるか興味深い。

RWAトークン化大手セキュリタイズ、4700万ドル（72億円）調達──ブラックロックが主導

ステーブルコイン、リアルな人間による取引高は10％以下：リサーチ

デジタルバンクのRevolut、独自の暗号資産取引所を開設

暗号資産支持の大統領候補ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏がコンセンサス2024に登壇へ

アメリカの金融業界、マルチアセット取引のための共有台帳技術を共同研究

コインチェック、米ナスダック上場計画を再度前進

SBIとファントークンのChilizが提携、日本で合弁会社設立へ

SBI、マネックス：暗号資産事業の収益が大幅改善【2024年3月期決算】

One More Thing

今年も京都の夏は、刺激的な夏になりそうだ。IVS Crypto KYOTOでは、N.Avenue共催の「Japan Blockchain Week Summit（JBW Summit）」も開催される。

「IVS Crypto 2024 KYOTO with JBW Summit」第一弾コンテンツ発表──CoinDesk JAPAN運営のN.Avenueが「JBW Summit」共催

｜文：増田隆幸
｜トップ画像：Shutterstock