デジタルバンクのRevolut、独自の暗号資産取引所を開設
  • Revolutは2月、暗号資産取引所を導入すると顧客に伝えていた。
  • Revolutは、顧客に暗号資産取引を提供するために独立した取引所を構築した最初の銀行だ。

デジタルバンクのRevolut(レボリュート)が、経験豊富な暗号資産(仮想通貨)トレーダー向けに暗号資産取引所Revolut Xを開設した。

ロンドンを拠点とし、世界で4000万人以上の顧客を持つRevolutは、主要な暗号資産取引所と競争するためにRevolut Xを構築した。

数年前からアプリ内で暗号資産の売買を提供していたRevolutは2月に、取引所の開設を顧客に伝えていた。

この独立した取引所は、より安い手数料を提供することで、ユーザーがRevolutのアプリよりもRevolutXを通じて取引するよう設計されている。5月7日に電子メールで発表されたところによると、RevolutXでは取引のメーカーの手数料をゼロにし、テイカーの手数料を0.09%にするという。

暗号資産取引を何らかの形で顧客に提供している銀行はいくつかあるが、この目的のために独立した暗号資産取引所を構築したのはRevolutが初めてだ。

|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock
|原文:Revolut’s Crypto Exchange Goes Live for Experienced Traders