- レックス-オスプレイXRP ETFは、今年上場したETFの中で最高の初日取引高を記録し、3700万ドル(約54億7600万円、1ドル148円換算)を超えた。
- DOJE ETFは1700万ドル(約25億1600万円)の取引高を記録。
- この印象的な初日デビューは、アルトコインに対する投資家の意欲の高まりを浮き彫りにしている。
決済に焦点を当てたエックス・アール・ピー(XRP)と、主要なミームコインであるドージコイン(DOGE)に連動する現物ETF(上場投資信託)が18日、米国で華々しくデビューし、大きな取引高を記録した。
ブルームバーグ(Bloomberg)のシニアETFアナリスト、エリック・バルチュナス(Eric Balchunas)氏が共有したデータによると、シーボーBZX取引所(Cboe BZX Exchange)に「XRPR」のティッカーシンボルで上場したレックス-オスプレイXRP ETFは、3700万ドル(約54億7600万円)の取引高を記録し、今年上場したETFの中で最大の初日取引高となった。
この初日の記録は、これまで記録を保持していた「Dan IVES Wedbush AI Revolution ETF(ティッカーシンボル:IVES)」を上回り、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)以外のコインに連動するオルタナティブ投資商品への投資家の強い意欲を示している。
XRPの時価総額は最近、伝統的な大手銀行であるシティグループ(Citigroup)の時価総額を上回った。さらに、XRPを運営し、クロスボーダー取引を促進するリップル(Ripple)社は、米国で銀行免許を申請した。
トレーダーらはまた、ティッカーシンボル「DOJE」のレックス-オスプレイDOGE ETFを受け入れ、1700万ドル(約25億1600万円)の初日取引高を生み出した。これにより、DOJEは今年デビューしたETFの中で上位5位に入った。
ドージコインの不真面目なミームコインとしての評判を考慮すると、DOJEの好調なパフォーマンスは注目に値する。
これら2つのETFのローンチの成功は、米証券取引委員会(SEC)が暗号資産(仮想通貨)ETF向けの新たな簡素化された上場基準を承認することを決定し、承認期間を240日から75日に短縮したことに続くものだ。
初日の純流入額は、19日後半に発表される予定だ。
|翻訳・編集:廣瀬優香
|画像:geralt/Pixabay
|原文:XRP and DOGE ETFs Smash Records with $54.7M Combined Day-One Volume


