TaoTaoがSBI VCトレードを吸収合併、SBIが発表

SBIホールディングスは、同社傘下で暗号資産(仮想通貨)取引サービスを手がけるSBI VCトレードとTaoTaoを合併させる。合併後、TaoTaoが存続会社となる。

合併の計画は1日、SBI VCトレードとTaoTaoのそれぞれの取締役会で決議され、合併日は12月1日を予定している。TaoTaoを存続会社とする吸収合併方式が採用された。また、合併後の商号はSBI VCトレードとなる。

SBIホールディングスは昨年10月にTaoTaoを買収し、SBI VCトレードと共に国内における暗号資産交換業の拡大を図った。国内市場における交換業者間の競争が激化するなか、SBIは2社を合併させることで業務の効率を上げ、財務基盤の強化につながると判断した。

(画像:SBI VCトレードの発表文より)

国内では、コインチェックやbitFlyer、ビットバンク、GMOコインを含む30弱の交換業者(取引所)が、個人を中心としたリテール需要に対してサービスを展開している。

北米市場とは異なり、機関投資家や事業会社が暗号資産に投資できる環境が整備されておらず、生命保険会社や年金基金などの機関投資家が暗号資産市場に参入する見込みはたっていない。アメリカやカナダ、ドイツ、スイスなどでは既に、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)を中心とした投資ファンドが機関投資家向けに組成されてきている。

また、欧米で事業を拡大してきた大手取引所のコインベース(Coinbase)とクラーケン(Kraken)が日本で事業を開始しており、国内市場における競争は今後、さらに強まることが予想される。

|編集:佐藤茂
|画像:Shutterstock
|編集部より:合併後の商号を2パラグラフ目に追記し、記事を更新しました。

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