ディエム協会、閉鎖──シルバーゲート銀行が資産を購入

ディエム協会、閉鎖──シルバーゲート銀行が資産を購入

ディエム協会(Diem Association)は閉鎖される。

シルバーゲート銀行(Silvergate Bank)は1月31日、ディエム協会から技術や他の資産を購入することを明らかにした。2019年6月に「リブラ(Libra)」としてスタートしたメタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)の野心的なステーブルコインプロジェクトは終わりを告げる。

一方、ディエム協会は31日、今後数週間かけてグループと子会社の双方を「閉鎖するプロセスを開始する」と述べた。

シルバーゲート銀行は、ディエムの開発・展開・運用ツール、および送金などのための「ブロックチェーンベースの決済ネットワークの運用ツール」を買収。同行によると、ディエムの業務は「プレローンチのフェーズ」で実行されているという。

ディエムは、2019年6月の発表以来、激しい規制の逆風にさらされてきた。先週、ディエム協会は投資家に資金を返済するために資産の売却を検討しているとの噂が広がっていた。

ディエムのスチュアート・リーベイ(Stuart Levey)CEOは「規制当局高官が、ディエムはアメリカ政府が見てきたなかで最も優れた設計のステーブルコインプロジェクトだったと教えてくれた」と声明で述べた。

だがグループと規制当局とのやり取りから、ディエムを立ち上げることはできないことが「明らかになった」と同氏は付け加えた。

シルバーゲートは昨年、ディエム協会と提携し、米ドル連動型ステーブルコインの発行を試みた。シルバーゲート銀行は裏付けとなる準備金の管理とステーブルコイン発行の双方を担うことになっていた。だが計画は規制当局の抵抗にあったと報じられた。

シルバーゲートのアラン・レーン(Alan Lane)CEOは、同行は「この技術を支えるオープンソースコミュニティの育成を継続することにコミットし、既存の開発者たちは我々の今後のビジョンの進展を期待してくれると信じている」と述べた。

同CEOは、シルバーゲート銀行は「規制され、高い拡張性を持つ」米ドル連動型ステーブルコインの必要性を見出したと述べた。同行は年内にステーブルコインを発行する意向だ。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Shutterstock
|原文:Diem Confirms Shutdown as Silvergate Acquires the Project’s Assets

おすすめ記事: