ブロックチェーン銘柄、2024年まで年16%取引増:ゴールドマン・サックス

米投資銀行のゴールドマン・サックスは2日のメモに、ブロックチェーン銘柄はS&P500を年初から平均8%下回り、S&P500の5%下落に対して13%下落していると記した。

だがデビッド・コスティン(David Kostin)氏率いるストラテジストによると、2024年まで毎年16%(中央値)の取引増が期待されるという。一方、市場の中央値は9%。

1月末からのビットコイン(BTC)の19%上昇時に、S&P500がほぼ横ばいだったことに対して、ブロックチェーン銘柄は3%のリターンを記録。メモによると、過去6カ月でこれらの銘柄のビットコインとの相関関係は67%にのぼったという。

同行は、ブロックチェーン銘柄がビットコインと相関関係を示している一方で、ビットコインはここ数カ月、S&P500との相関関係を強めていると指摘した。

メモではゴールドマン・サックスは、ブロックチェーンと暗号資産に投資する時価総額10億ドル以上の米株26銘柄を調査した。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
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|原文:Blockchain-Exposed Stocks Could Show Massive Sales Growth Despite Recent Underperformance, Goldman Says